弁護士法人大西総合法律事務所 福岡事務所
事務所名 | 弁護士法人大西総合法律事務所 福岡事務所 |
電話番号 | 050- |
所在地 | 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1-4-2 エルガーラ12階 |
担当弁護士名 | 安武 夏子(やすたけ なつこ) |
所属弁護士会 登録番号 |
福岡県弁護士会 No.48870 |
安武先生にインタビューしました
天神の大丸ビル内に位置し、天神南駅と直結している大西総合法律事務所。福岡市内はもちろん、市外からのアクセスも良好なため、多くの方々が相談に訪れる事務所です。飛び込みでのご相談も少なくないとのことです。
今回のインタビューでは、これまでの任意整理や自己破産の対応事例について、また、スピーディーな解決を実現するための工夫や取り組みについて詳しくお話を伺いました。
定休日 | なし |
相談料 | 初回相談無料 |
最寄駅 | 「 天神駅」「天神南駅」地下街4番出入口 徒歩約1分 「天神一丁目バス停」徒歩約1分 |
対応エリア | 福岡県 |
電話受付時間 | 毎日 9:00~21:00 |
着手金 | 事案によって異なりますので、お気軽にお問い合わせください。 |
報酬金 | 事案によって異なりますので、お気軽にお問い合わせください。 |
【対応分野】弁護士法人大西総合法律事務所 福岡事務所
債務整理の実情とアドバイス
天神の大丸ビル内にあり、天神南駅と直結している大西総合法律事務所。アクセスの良さから、仕事帰りや近隣施設を訪れたついでに相談に来られる方も多く、飛び込みのご相談も少なくありません。
最近、自己破産を「国が認める救済措置」と表現する広告が増加しており、その影響で破産以外の新しい制度があると誤解してご相談に来られる方が増えています。実際には、債務整理の解決方法としては「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3つが主な選択肢となります。返済が滞っている場合は、弁護士への相談を検討するべきサインだと考えています。
また、借金の返済のために新たな借金をしようとしているケースでは、ほとんどの場合が自己破産を検討すべき段階にあると判断しています。
当事務所では初回15分までの電話相談を無料で行っていますので、悩みを抱えている方はお気軽にご相談ください。
ご相談を受ける際に心掛けていることは何ですか?
弁護士の視点で「自己破産しか選択肢がない」と判断した場合でも、他の選択肢についても必ずご説明するようにしています。破産を唯一の選択肢と断言されると、ショックを受け、受け入れられない方もいらっしゃいます。そのため、自己破産が最善の選択である理由を依頼者の方の状況に合わせて丁寧に説明することを心掛けています。
自己破産も任意整理も、いずれも「ブラックリストに載る」という点では同じですが、それでも自己破産には抵抗を感じる方が多いのが現実です。
ただ、弁護士としては、借金を返済せずにリスタートできる自己破産は決して悪い制度ではないと考えています。任意整理を行っても返済が続かず破産に至る場合、途中の返済が無駄になることもあります。そのため、最初から破産を選ぶ方が解決への近道になるケースも多いのです。
最終的には、どの方法を選ぶかは依頼者ご本人の意思を尊重し、納得のいく形で進めていくことが大切だと考えています。
依頼者との認識のギャップをどのように埋めていますか?
確かに、依頼者の方の認識と弁護士の判断にギャップが生じることは少なくありません。
例えば、借金を返せると思っている方に「返済の見込みが低い」と伝えたり、これから就業できると思っている方に対して「それは難しいかもしれない」と指摘しなければならない場合もあります。
破産の判断基準としては、まず収入と借金のバランスを確認します。過去の経験から、一定の比率を超えている場合には完済の見込みが低いと判断しています。その上で、毎月の収入と支出をヒアリングし、依頼者の方の現状に即した形で具体的な説明を行います。
一方的に「破産しかない」と伝えるのではなく、納得感を持っていただけるよう努めています。
受任案件における債務整理の割合は?
自己破産が圧倒的に多いです。
初回相談時に「任意整理を希望」とおっしゃる方でも、実際にお話を伺ってみると、破産せざるを得ない債務額のケースがほとんどです。それでも、無理に破産を勧めることはありません。
例えば、客観的には破産を検討すべき状況の方でも、ダブルワークをしながら返済したいという強い意向がある場合には、その意思を尊重し、任意整理の方向で進めた事例もあります。
依頼者の年齢が若く、ダブルワークの実現可能性が高い場合には、それが現実的な解決策になることもあります。
解決事例を教えてください
離婚後、母子家庭として中学生と高校生のお子様を育ててこられた依頼者のお母様がいらっしゃいました。学費を工面できなくなり、ご相談にいらっしゃいました。
そのお母様は、身体的にも精神的にも大きな負担を抱え、仕事を続けられない状況に陥っており、最終的に自己破産を選択されました。
破産後もお子様名義の奨学金は引き続き利用できたため、学業を続けることが可能でした。
破産手続きにより返済の負担がなくなり、家計が安定してきた様子を知り、大きな達成感を感じた事例です。
迅速な解決のために工夫していることは?
受任時に必要な資料や提出のタイミングを明確に伝えることを心掛けています。
また、初回面談後は、特にご希望がない限りLINEを活用して連絡を取っています。郵送でのやり取りも可能ですが、LINEであれば手軽に書類のやり取りができ、スピーディーに進められる点が利点です。
さらに、普段から気軽に連絡していただけるような雰囲気づくりにも努めています。以前、受任後に新たな借金をされた方がいらっしゃいましたが、その報告が事後だったため問題が複雑化してしまいました。LINEを導入することで、いつでも相談しやすい環境を整えています。
借金に悩む方へのメッセージ
守りたいものは人それぞれ異なります。
車を手放したくない方には破産は選択肢になりません。全ての要望を叶えることは難しい場合が多いですが、何を優先するかを明確にしていただくことで、最善のアドバイスをお届けできるよう努めています。
弁護士の意見を参考にしながら、最終的にはご本人に決断していただくことが大切です。一人で悩まず、一緒に解決の道を探していきましょう。
アクセス
関連都道府県と市区町村
※電話での無料相談及びメールでの無料相談に対応していない事務所もございますので一度お問い合わせください。