ライブ配信の投げ銭で作った借金が返せない!支払ができないときの対処法は?

ライブ配信の投げ銭で作った借金が返せない!支払ができないときの対処法は?
ライブ配信の投げ銭で作った借金が返せない!支払ができないときの対処法は?
  • 「投げ銭でできた借金が払えない!」
  • 「カードの請求が投げ銭で高額になってしまった」

インターネットで動画配信をしている配信者に対してお金を送る「投げ銭」。自分の好きな配信者に手軽に貢献でき、リアルタイムで反応をもらえますが、お金を払っているという意識が薄れやすいことが特徴です。

後から請求されたクレジットカードの支払いができなかったり、投げ銭のために借金をして返済ができなくなったりする方も少なくありません。投げ銭でできた借金が払えなくなったときはどうすればいいのでしょう。

この記事では今投げ銭の支払いに困っている方に向け、具体的な解決策や心がけたいことを解説します。

 

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ライブ配信における投げ銭とは

投げ銭(なげぜに・なげせん)は、インターネット上での動画配信者・製作者に対し、お金やお金の代わりのアイテムを寄付できるサービスのことを指します。

元々は道端で大道芸人が芸をしたりミュージシャンが歌っているときに前に箱を置き、それにお金を投げ入れることを投げ銭と呼んでいましたが、ネット配信の普及に伴いインターネット用語として扱われるようになりました。

近年はコロナ禍によってリアルライブやイベントが減少した影響で、アイドルやアーティスト、スポーツ選手などがインターネットで動画配信を行う機会が増えており、それに伴い投げ銭を行う文化が広まりつつあります。

なお現在「投げ銭」という用語は現在ドワンゴによって商標登録されており、配信サイト・アプリによって以下のように違う名称で呼ばれていることがあります。

Youtube
スーパーチャット
ツイキャス
お茶爆
SHOWROOM
ギフティング
17LIVE(イチナナ)
ギフト
Twitch
DONETION

借金が返せないほど投げ銭をしてしまう心理

コロナの影響で動画配信者や視聴者が増え、投げ銭は身近な存在になりつつあります。しかし投げ銭のために借金をして返せなくなった、カード払いやキャリア決済など後払いで投げ銭をしていたら巨額の請求が来てしまったなどのトラブルも増えています。

支払ができないほど投げ銭をしてしまうのは投げ銭そのもののシステムや課金方法、視聴者の心理などに理由があります。

配信者に認められたい

ライブ中心に活動をしている配信者にとってファンからの投げ銭はとても貴重な収入源。そのため投げ銭をしてくれたファンに向けて「〇〇さん、〇〇(アイテム名)ありがとう」と名前を読んでお礼を言う配信者が大半です。

好きな相手に名前を呼んでもらえるのは嬉しいものですので、それを目的に何度も投げ銭をする方も多いです。

また何度も投げ銭をしていると配信者が自分の名前を覚え、特別なお礼を言ってもらえたりSNSで返信・フォローしてもらえたりすることがあります。配信者に自分の存在を認めてもらいたい、もっと近づきたいという気持ちから投げ銭を繰り返してしまいます。

気軽に課金ができる

動画配信はスマホアプリでいつでも手軽に視聴ができ、課金手続もすぐに済ませられます。課金への敷居が低いため「少しくらいなら」と軽い気持ちで課金をしてしまいがちです。

また投げ銭ができるアプリの大半はクレジットカードやキャリア決済に対応しています。いずれも決済情報を一度登録すると、限度額に余裕がある限り即時に決済ができます。投げ銭をしたい!と思ったらすぐに課金ができてしまいますので、衝動のまま投げ銭を重ねてしまう傾向が。

他視聴者に差をつけたくなる

ライブ配信では他の視聴者による投げ銭もリアルタイムで確認できる場合が大半であり、投げ銭が高額であるほど目立つようになっていることが多いです。配信者が他の人の投げ銭に喜んでいる様子を見て、それに勝ちたいという気持ちが芽生えて高額の投げ銭をしてしまいがちです。

配信アプリによっては視聴者による投げ銭の金額がランキング形式で表示されている場合があります。他の視聴者に勝ちたい、差をつけたいという気持ちから投げ銭がやめられなくなります。

お金を払っている事が自覚しにくい

投げ銭は直接配信者にお金を渡すのではなく、アイテム類を購入してそれを送信するというシステムが大半です。アイテムはプレゼントやお花、キャラクターなどいずれも可愛いイラストであることが多いため、お金のやりとりをしている事を忘れがちになります。

またサイトによっては直接アイテムに課金するのではなく、サイト内のポイントでアイテムを購入するという形式をとっていることも。ポイントを経由するとアイテムに課金しているという認識がどうしても薄れがちです。

使用金額を把握しにくい

ポイント制をとっているサイトの場合、無料ポイント・ボーナスポイントが存在することが大半です。例えばツイキャスの場合、無料ポイントは24時間で100pt回復。レベルアップ時のボーナスポイントがもらえるほか、課金時にも無料ボーナスが付与されます。使ったポイント=課金額ではないため、いくら課金したのか計算しにくい傾向が。

また決済方法がクレジットカードやキャリア決済の場合、利用明細を見ないと使用した金額が確認できません。何度も課金を繰り返していると利用明細や明細メールをチェックしなくなる方も多く、気づかないうちに課金額が膨らんでしまいがちです。

配信者の勝敗・今後の活躍に影響する

ライブ配信アプリでは雑誌掲載権や広告掲載権などを賭けたイベントが開催されることがあります。配信者の数は日々増えており、それに伴いメディア露出の競争率も上昇。活躍の場を広げるにはイベントで上位を取る必要がああります。

イベントで順位を上げ他の配信者に勝つためにはファン数・配信回数だけでなく投げ銭の金額も大きく影響します。自分の好きな配信者を勝たせたい、もっと活躍させたいという気持ちから、イベントの際には高額課金に走る支援者が多くなります。

投げ銭は返金してもらえる?

好きな配信者の生放送中はついテンションが上がって高額な投げ銭をするものの、後で冷静になって使いすぎを後悔するという方は決して珍しくありません。利用明細を見て「返金してもらいたい」と考えたことがある方もいるでしょう。しかし投げ銭は原則として返金を受けることはできません。

原則として返金は不可

自分で行った投げ銭は返金してもらうことはできません。実際にいくつかのサイト・配信アプリの規約を取り上げながら投げ銭の返金に対する扱いを詳しく紹介していきます。

Youtube

Youtubeでは有料コンテンツの返金申請のためのフォームが用意されていますが、投げ銭(Super Chat)は申請の対象外であり、自分の意志で行った投げ銭は払い戻しができない旨が記載されています。

Super Chat の自由意志によるお支払いは、払い戻しできません。お使いのアカウントで Super Chat の不正な請求を見つけた場合は、YouTube のサポートチームにお問い合わせください。
引用元:Youtubeヘルプ 払い戻しのリクエスト

ツイキャス

ツイキャスは特定商取引法に関する表示のページにおいて、有料コンテンツの返金には一切応じない旨を記載しています。

有料ポイント、デジタルコンテンツ、イベントチケット、プレミア配信チケット、メンバーシップの場合、返品・交換には応じられません。配送商品の場合、不良品以外の返品はお受けいたしません。
引用元:ツイキャス 特定商取引法に関する表示

17LIVE

17LIVEではアプリ内通貨「ベイビーコイン」に課金して投げ銭用アイテムを購入するシステムになっていますが、このベイビーコインについては返金ができないことが明示されています。

4.ベイビーコインの購入
お客様が一度購入したベイビーコインは、法令に別段の定めがある場合を除き、いかなる理由でも、返金・交換・払戻しはできません。
引用元:17LIVEアプリ利用規約

未成年であれば取り消せるケースがある

未成年が親の同意を得ずに投げ銭をした場合、民法5条に基づいて親の同意を得ていないことを理由に契約を取り消せるケースがあります。これを未成年者取消権と呼びます。

未成年者が法律行為をするには、その法定代理人の同意を得なければならない。ただし、単に権利を得、又は義務を免れる法律行為については、この限りでない。
引用元:e-Gov法令検索 民法

ただ未成年者取消権が認められるには以下の二つの条件があり、両方を満たしていないと返金は受けられません。

  • サイト上で年齢を偽っていない
  • 保護者が課金を一切認めていない

生配信アプリに限らず、課金制スマホアプリでは年齢入力を求められることが多いです。そこで成人であると偽っていると、本当に未成年による課金かどうかを事業者側が判断できないため取消が認められません。

未成年が正直に年齢を申告するとアプリの課金金額に上限が設定されます。例えばツイキャスの場合、未成年のポイント購入は13歳〜17歳は月10,000円、18歳〜19歳は月30,000円と上限を定めています。

未成年にとってこの金額は決して安くないはずですが、物足りないと感じ年齢を偽る人が非常に多いのが現状。年齢を偽っていたことが原因で返金を受けられないことが大半です。

また保護者が「使いすぎなければ課金してもいい」というように課金自体に反対していなかった場合、課金に了承しているとみなされるため返金手続きはできません。なお「〇〇円までなら課金していい」というように具体的な上限金額を伝えていた場合、その金額を超えた分については返金してもらえる場合があります。

保護者のカードで子供が投げ銭をした場合

スマホアプリにおいては親のカードで勝手に課金したというトラブルも増加傾向にあります。未成年による課金ですので返金が受けられると考えている方は非常に多いのですが、実際には返金は認められません。

クレジットカードには善管注意義務というものがあります。クレジットカードをきちんと管理しないことが原因で他人に使われた場合、名義人が支払わなくてはいけないという決まりです。カード会社によって文言は異なりますが、会員規約に必ず明記されている事項です。

2.カードの所有権は当社に属します。会員は、当社よりカードが貸与された場合は、直ちにカードの署名欄に自署し、善良なる管理者の注意をもってカードを使用・保管・管理をするものとします。
(中略)
4.前2項に違反してカードが他人に使用されたことにより生じる一切の債務については、本規約を適用し、すべて会員がその責任を負うものとします。
引用元:楽天カード会員規約

つまり子供がクレジットカードを勝手に使っても、カードを子供が使える状態にしていた会員に非があるということ。実際の利用者の年齢、金額に関係なくカード契約者に支払い義務が生じます。クレジットカードの管理にはくれぐれも注意しましょう。

投げ銭で作った借金が返せない時は?

では投げ銭による利用料金や借入の支払いができないとき、具体的にどのような行動を取ればいいのかについて解説をしていきます。

支払ができないからといって放置をしていると督促の電話がかかってくるようになります。遅れても支払の見込みがある場合は金融機関にそのことを伝えましょう。支払ができないのであれば家計を見直し、それでも支払のためのお金が捻出できない場合は債務整理も検討しましょう。

まずは金融機関に連絡する

まずは返済ができないことが分かった時点で金融機関のカスタマーサービスに連絡をしましょう。クレジットカードやカードローンであればカードの裏面に連絡先が記載されているはずです。オペレーターに遅れることを伝えると、支払ができない理由や支払ができる日を聞かれますので正直に答えましょう。

クレジットカードやカードローン、消費者金融いずれの場合も、期日までに支払がなかった場合は早くて翌日から督促の電話がかかってくるようになります。あらかじめ支払ができない理由や支払いができる日を伝えておくことによってその日まで督促を待ってもらうことができます。

督促の電話はまず携帯電話に入るため、数日程度の延滞であれば第三者に借金が知られるリスクは低いですが、電話がないに越したことはないはずです。

収入を増やす

収入を増やすことは借金問題解決に対する有効な手段です。ただ毎月もらっている給与を突然増やすことは難しいですので、それ以外の部分で収入を増やす努力をしましょう。

  • 日雇い・短期アルバイトをする
  • 副業をする
  • いらないものを売る

返済の期日が迫っている場合、すでに期日を超えていて猶予がない場合は日払いに対応している短期バイトがお勧めです。自宅にいながらできるネット副業も増えつつありますが、高額な教材・資材を買わせようとする副業詐欺も増えていますので要注意。

他の支出を減らす

既に支払ってしまった投げ銭の金額を減らすことは不可能ですので、他の支出を見直して返済に充てられないかを考えましょう。投げ銭がやめられない方にお勧めなのはスマホの料金プラン・インターネット回線の見直しです。

光回線のWi-fiを使っているのであればポケットWi-fiにすると料金の節約になるだけでなく、通信容量に制限があるためライブの観すぎを防ぐことができます。大手キャリアの通信プランを契約している場合は容量が少ないプランに変える、もしくは格安スマホに切り替えると通信費の大幅な節約に。

闇金には絶対に手を出さない

返済のための資金が捻出できないことを理由に闇金に手を出すことは絶対にやめてください。

すぐに返すから大丈夫だと思っていても、一度でも闇金に個人情報を渡すと、何度も勧誘をされたり無理やり貸付をされたりなどの深刻なトラブルに巻き込まれ続けることになります。闇金に申告した銀行口座が凍結されて長い間銀行口座を使えなくなるという事例も。

なぜ闇金を利用しただけで銀行口座が凍結されるのかについて、詳しい理由はこちらの記事でまとめています。
闇金からの借金で口座凍結されたらどうなる?3つの原因と解除方法、再び被害にあわないための対策

借金の返済ができないことは人生の終わりではありません。行き詰まってもしかるべき債務整理を行うことにより、生活を立て直すことができます。

債務整理を検討する

投げ銭でできた借金が返済できずどうしようもない時は、弁護士に相談して債務整理を検討しましょう。債務整理をすることにより返済すべき金額を減らすことができます。

債務整理には「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3種類があり、どの手段が合っているかは借金の金額や収入の状況によって異なります。弁護士事務所の無料相談を利用することで自分に合った手続きを行えます。

任意整理

認定司法書士や弁護士を通して金融機関と交渉を行い、利息分をカットしてもらう手続きのこと。手続き後は減額された金額を3年程度かけて返済していくことになります。

どのローンを任意整理の対象にするかを選べますので、住宅ローンや自動車ローンなどをそのまま残して手続きができます。

他の債務整理と比べて減額できる金額は少ないですが、交渉がうまくいけば本来であれば加算され続ける利息をカットできるため、負担を大きく軽減することが可能。第三者にバレるリスクもほぼゼロです。

個人再生

個人再生は裁判所に借金が返済できないことを申告し、借金を5分の1程度に減額してもらう手続きです。手続き終了後は再生計画に基づき、減額された借金を3年かけて返済していきます。

任意整理に比べると元金そのものを大きく減らせますので、任意整理での返済が難しい場合は個人再生を検討しましょう。住宅ローン特則を使うことで自宅を残したまま手続きができますが、手続きに手間と時間がかかる、官報に氏名・住所が記載されるなどのデメリットも。

個人再生のメリット・デメリットについて詳しく知りたい方はこちらの記事もぜひ併せてお読みください。
個人再生のメリット・デメリットを徹底分析!注意点・利用条件・他の債務整理との違いは?

自己破産

自己破産とは財産の大半を手放し、債務を全て免責してもらう手続きのことを指します。債務整理というとまず第一に「自己破産」をイメージする方も多いはず。

しかし投げ銭を含むアプリ課金による借金は免責不許可事由に当てはまるため、自己破産を認められない可能性があります。免責不許可事由とは、自己破産において免責(借金の返済が免除される)が受けられない理由のことで、破産法252条1項に明記されています。

そのため投げ銭による借金を解決するためには任意整理か個人再生を選択することになるのですが、事情によっては裁判所の判断で自己破産が認められるケースもあり、これを免責裁量と呼びます。

そのため投げ銭で借金をしたからといって絶対に自己破産が不可能というわけではありません。自分が自己破産できるかどうかについては弁護士に相談をしてみましょう。

自己破産の免責不許可事由や免責裁量についてはこちらの記事に詳しくまとめられています。
自己破産の免責不許可事由の11項目を解説!免責が下りなかったときの対処法とは?

借金を延滞したまま放置すると

借金は返せない、だけど債務整理もしたくないという方もきっと居るはずです。債務整理は借金を減らせますが、デメリットもありますので踏み出せないという方もいます。しかし借金を返せないまま放置していると最終的には法的措置を取られ、給与・財産の差押に移行します。

延滞を放置した場合のおおよその流れは以下の通り。

1.自宅への督促
自宅へ電話や手紙で督促が行われます。
2.ブラックリスト入り
延滞から2カ月程度で信用情報がブラックになります。
3.内容証明郵便の送付
残高を一括で支払うよう金融機関から請求書が届きます。
4.法的措置
金融機関から訴訟を起こされます。
5.給与・財産の差押
ここまで無視をしていると法的措置に移り、給与を差し押さえられます。

給与の差押の際には当然勤務先に連絡が入りますので、借金の存在だけでなく返済をせずに放置していたことが知られることになります。借金を放置することはリスクが非常に高いですので早めに対策を取りましょう。

督促を放置することのリスクについてはこちらの記事で更に詳しくまとめています。気になる方は併せてご覧ください。
借金の催促電話を無視するとどうなる?NG対処法や困ったときの解決方法をくわしく解説

投げ銭で借金を増やさないための注意点

無事借金が返済できたとしても、同じように投げ銭を繰り返していると再び借金に苦しめられることになります。最後に、投げ銭で借金を増やさないためのポイントや注意点を紹介します。

毎月の上限金額を決める

借金問題が解決してもまだ投げ銭をしたい、もしくは配信者を応援したいと考えている場合は毎月投げ銭のために支払う金額を見直しましょう。自分の家計での収支を計算して余裕のある金額分だけを投げ銭に使うようにしてください。

ただ一度クレジットカードを登録してしまうとよほど意志が強くない限り「もう少しくらいいいだろう」とズルズルと課金してしまいがちです。課金手段として登録しているカード情報は削除してしまいましょう。

ITuneカードやGooglePlayカードなどのプリペイド式の支払方法に対応しているアプリを使い、毎月決まった金額だけを購入しましょう。

投げ銭の要求が少ない配信者を応援する

好きな配信者が「〇〇(アイテム名)お願いします」「イベントに勝ちたいです」等と要求していると、それを叶えてあげたいと思うのはファンとしておかしい事ではありません。

しかし全ての配信者がそのように投げ銭を要求しているわけではなく、中には自分から投げ銭の要求をしない配信者もいます。そのような配信者を探して応援することにより、投げ銭への課金を抑えることができます。

投げ銭が活発でない配信アプリを使う

配信者から投げ銭の要求が少なかったとしても、アプリ内に投げ銭をする人が多く存在すると「自分も投げ銭をしなくては」と同調圧力に屈して課金をしてしまう可能性が。

投げ銭だけでなく無料のコメント・スタンプ機能が充実しているサイト・アプリを選ぶようにしましょう。

  • インスタライブ
  • LINEライブ
  • youtube生配信
  • 以上のアプリは、投げ銭があまり活発でなく課金なしでも楽みやすい傾向があります。逆に配信で稼げます!というような配信者向けの煽り文句のあるアプリは、投げ銭を目的とした配信者が集まりますので避けるようにしましょう。

    アプリを削除する

    債務整理をすると借金が減額されますが、自己破産を除いて手続き後も返済が継続することに要注意。任意整理や個人再生をしたあとの返済ができなくなった場合、一括で返済をするよう請求されます。

    債務整理をしたにも関わらずどうしても投げ銭をやめられない場合は思い切ってアプリを削除してしまうのも手です。

    ライブ配信者以外の趣味を見つける

    買い切りのアプリやゲーム、あらかじめ金額が決まっているライブチケットと違って投げ銭には上限がありません。課金したいと思えばいくらでも課金ができてしまいます。

    好きなものに対して気持ちを切り替えることは非常に難しいことです。しかし投げ銭で一度借金が増えすぎて失敗してしまったなら、自分には向いていないということです。お金のあまりかからない娯楽、もしくは買い切りなど決まった金額しかかからない娯楽にも目を向けることを強くお勧めします。

    まとめ

    ライブ配信は自宅にいながら好きな相手の応援ができ、相手に手軽に貢献ができますので人気が高まっています。しかし投げ銭は課金金額が把握しにくい上、お金を使っているという感覚が薄れやすいことが特徴。投げ銭がきっかけで借金に苦しむことになる方は少なくありません。

    投げ銭でできた借金を放置し続けると、最終的には取り返しがつかないことになります。行き詰まったと感じたら早めに弁護士に相談し、問題を解決しましょう。

    投げ銭は本来借金をしてまで行うことではなく、配信者もそこまでは望んでいないはずです。プリペイドカードでのみ課金をする、上限金額を決めるなど、節度を持った利用を心がけましょう。

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