借金100万円の返済方法は?効率的な返済方法&金利別の返済シミュレーション

借金100万円の返済方法は?効率的な返済方法&金利別の返済シミュレーション
借金100万円の返済方法は?効率的な返済方法&金利別の返済シミュレーション
  • 「100万円の借金って簡単に返せる?」
  • 「借金の種類によって100万円の効率的な返済方法が違う?」

借金が100万円を超えると、「とうとう大台に乗ってしまった…」と焦りはじめる方も多いのではないでしょうか。確かに100万円は大きなお金ですが、決して自力返済が不可能な金額ではありません。

こちらの記事では100万円の借金返済にかかる期間や金利を解説しながら、気になる「100万円の借金は返済可能か?」という疑問にお答えしていきます。また借金の種類別の効率的な返済方法や返済シミュレーションも紹介します。

どうしても現状では100万円の返済が難しいという方のために、具体的な対処法や債務整理の方法もお教えします。新たな借金を増やさないためにも、今ある100万円の借金問題を解決していきましょう。

 

 無料相談

借金のお悩みを無料で弁護士に相談できます!

当サイトでは債務整理や借金問題に強い弁護士のみを掲載! 無料相談・土日祝日・オンライン面談可能など、あなたの希望に合った弁護士事務所を探せます。まずはお気軽にご相談ください。

100万円の借金は返済できる?気になる金利と期間

100万円の借金は返済できる?気になる金利と期間
果たして100万円の借金は自力で返済できるのでしょうか?こちらでは100万円の借金にかかる金利や完済までの期間を計算しながら、返済可能かについて詳しく見ていきます。

返済可能かどうかは「総量規制」による

100万円の借金が返済可能かどうかは、借金をしている人それぞれの「総量規制」によります。総量規制とは、消費者金融をはじめとする貸金業者に課せられた貸付の制限のことで、過度な借金から消費者を守るために「貸金業法」によって借り手の収入を基準とした貸付限度額が決まっているというもの。

具体的には借金の総額は年収の1/3まで、つまり年収300万円の方に貸金業者は100万円までしか貸付できません。ただ「年収の1/3まで」という基準は個人が貸金業者から借り入れを行う場合で、銀行からの住宅ローンや法人名義の借金は含まれません。

総量規制は貸金業者の過剰貸し付けや、複数か所からの返済できない程の多額の借金(多重債務)を防ぐために制定されました。借り手の年収や他からの借り入れ状況、目的に応じた適切な貸付条件として、返済期限内の完済ができることを見込んでいます。

この総量規制は借り手側が自力返済を目指す場合の目安にもなり、借金の総額が年収の1/3を超えないようにするのが自力返済可能かのポイントです。年収300万円の方は100万円までなら自力返済が可能で、100万円以上の借金があるのに年収は300万円に届かないという方は、自力での返済が難しいということになります。

参考:お借入れは年収の3分の1まで(裁量規制について)|日本貸金業協会

100万円の借金にかかる金利

100万円の借金を完済するまでに、総額でどのくらい利息を払うことになるのかご存知ですか?「借金がなかなか減っていかない」「利息ばかり払っているような気がする」という方は、まず100万円の借金返済までにどのくらいの利息がかかるのか知る必要があります。

金利は次の計算式で算出していきます。

利息=借入残高×金利(実質年利)÷365日×借入日数

上の計算式で必要な金利(実質年利)は貸金業法や利息制限法で上限が決められています。100万円の借金では上限が年利15%までとなっています。

参考:カードローンの金利(年利)・利息の計算方法とは?注意点や返済のコツも併せて紹介|りそなグループ

では実際に100万円の返済にかかる利息額(元金均等返済方式)を金利15%で計算していきましょう。

返済期間 毎月の返済額 返済金額合計 うち利息額
12カ月(1年) 90,258円 1,083,100円 83,100円
24カ月(2年) 48,487円 1,163,680円 163,680円
36カ月(3年) 34,665円 1,247,952円 247,952円
48カ月(4年) 27,831円 1,335,876円 335,876円
60カ月(5年) 23,790円 1,427,396円 427,396円
120カ月(10年) 16,133円 1,936,019円 936,019円

参考:ローン返済シミュレーション|倉吉信用金庫

毎月の返済額が多ければ多いほど返済期間が短縮されて、支払う利息の総額も少なくて済みます。

100万円を完済するまでの期間

100円の借金を完済するまでの期間は上の表でも分かる通り、毎月の返済金額に応じて変わってきます。毎月5万円ほど返済できれば2年で返済が終わりますが、毎月2万円では5年以上かかることも。

完済するまでの期間が伸びればそれだけ支払う利息も多くなりますので、なるべくなら早期の返済を目指しましょう。とはいえ毎月の収支をふまえ、無理せず返済し続けることが重要ですので、ご自身の収支を見直して、返済シミュレーションをもとにした返済計画を立てるようにしましょう。

借金の種類別・100万円の返済方法とシミュレーション

借金の種類別・100万円の返済方法とシミュレーション
借金の種類には次のようなものがあり、

  • 消費者金融
  • カードローン
  • クレジットカードのキャッシング
  • 奨学金
  • 住宅ローン
  • 事業資金

それぞれに特徴や金利、効率的な返済方法が異なります。ご自分の借金の種類をチェックして、100万円の返済をする参考にしましょう。

なお借金の特徴や効率的な返済方法については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
【種類別・ケース別】借金を返済するコツは?返済が厳しい場合の解決法も解説!

【消費者金融】

消費者金融はインターネットからの申し込みが可能ですぐに借り入れできるということで、急遽現金が必要になったという方には便利な存在です。

特徴・金利一覧

消費者金融の特徴には次のようなものがあります。

  • 即日借入できる
  • 比較的審査が緩い
  • 初回利用で一定期間の無利息サービスがある
  • 口座を開設しなくても借りられる

消費者金融は貸金業法で定められている上限金利を守る必要があります。

10万円未満
年利20%
10万~100万未満
年利18%
100万円以上
年利15%

参考:貸金業法のキホン|金融庁

こちらは大手の消費者金融5社から100万円を借りた時の金利一覧です。

貸金業者名 下限金利 上限金利
アイフル 9.5% 15.0%
アコム 7.7% 15.0%
プロミス 4.5% 15.0%
SMBCモビット 3.0% 15.0%
レイクALSA 4.5% 15.0%

上限金利は法律で定められている年利15%ということになりますが、下限金利は年収や他からの借り入れ状況、返済期間などに応じて各社で自由に設定できます。

返済シミュレーション

実際に100万円の借金を消費者金融からした場合の返済シミュレーションを見ていきましょう。

こちらはアイフルで100万円借りた場合の金利9.5%・12%・15%でのシミュレーションです。(借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式 / 約定日制 / うるう年考慮・土日祝未考慮で算出)

金利 返済回数 毎月の返済額 返済金額合計 うち利息額
9.5% 24回 46,000円 1,101,828円 101,828円
32回 36,000円 1,133,902円 133,902円
47回 26,000円 1,197,348円 197,348円
12% 24回 48,000円 1,127,122円 127,122円
32回 37,000円 1,171,798円 171,798円
47回 27,000円 1,255,513円 255,513円
15% 24回 49,000円 1,161,883円 161,883円
32回 39,000円 1,213,342円 213,342円
47回 29,000円 1,316,787円 316,787円

参考:ご返済シミュレーション|アイフル

効率的な返済方法

消費者金融の借金を効率的に返済するには、次のような方法がおすすめです。

  • 追加返済・繰り上げ返済を活用
  • 余裕があれば一括払いへ変更
  • 利息を支払い元金は借り換える

【カードローン】

カードローンは消費者金融やその他の金融機関で採用されている融資方法です。専用のカードを使い金融機関やコンビニなどに設置してあるATMから現金を引き出せるほか、自分の銀行口座にお金を振り込むことも可能です。

特徴・金利一覧

カードローンの借金の特徴には次のようなものがあります。

  • 借入金額に比例して金利が下がる
  • 実際にお金が手元に入るまで時間がかかる
  • 追加で借り入れができない
  • リボ払いと1回払いから選べる

消費者金融以外の金融機関のカードローンを利用したときの金利一覧はこちらです。

カードローン会社/名称 下限金利 上限金利
三井住友カード/カードローン 10.0% 12.0%
JCBカードローン/FAITH 4.4% 12.5%
三菱UFJ銀行/バンクイック 1.8% 14.6%
オリックス銀行/カードローン 1.7% 14.8%
楽天銀行/スーパーローン 1.9% 14.5%
auじぶん銀行/カードローン(じぶんローン) 1.48% 15%

上限金利・下限金利とも各社ばらばらですが、いずれも100万円の上限15%の範囲内で設定されてます。

返済シミュレーション

こちらはJCBのカードローン「FAITH」で100万円借り、キャッシングリボ払いで返済した時の返済シミュレーションです。(残高スライド元金定額払い/利率12.5%/全34回払い/2021年6月25借入)

返済回数 返済月日 毎月の返済額  返済金額合計 うち利息額
1回~25回 2021年8月10日~2023年8月10日 20,000円 703,262円 203,262円
26回~33回 2023年9月10日~2026年5月10日 15,000円 1,287,727円 292,788円
34回 2026年6月10日 5,000円 1,292,780円 262,780円

参考:JCBキャッシングリボ払いお支払いシミュレーション|JCB

効率的な返済方法

カードローンの借金を効率的に返済するには、このようなポイントをふまえると良いでしょう。

  • 借入限度額を増枠で金利を下げる
  • 約定返済額を上げる
  • リボ払い→1回払いへ変更
  • リボ払いでは元金定額払いを選ぶ

【クレジットカードのキャッシング】

買い物に便利なクレジットカードには、現金を引き出せる「キャッシング」機能が付いているものも多くあります。こちらではクレジットカードのキャッシングを利用したときの金利や返済シミュレーションを紹介していきます。

特徴・金利一覧

クレジットカードのキャッシングの特徴は次の通りです。

  • 金利は高め
  • カードを持っていれば特別審査はいらない
  • 返済はリボ払いと1回払いがある
  • 提携ATMから返済できる
  • 買い物でも使える

クレジットカードはショッピングで一括払いなら金利はかかりませんが、キャッシングでは消費者金融よりも高い金利がかかります。こちらは主なカード会社の金利一覧です。

カード会社 下限金利 上限金利
JCBカード 15.0% 18.0%
ジャックスカード 15.0% 18.0%
ACマスターカード 10.0% 14.6%
セゾンカード 12.0% 18.0%
イオンカード 7.8% 18.0%

いずれのカード会社も金利を15%~18%と高く設定していることが分かります。

返済シミュレーション

こちらはイオンカードで100万円をキャッシングした時の返済シミュレーションです。下の表では実質年率を7.8%~18.0%の間で計算(遅延損害金/実質年率20.0%)。100万円借入の最低返済額は3万円からということで、毎月の返済を3万・4万・5万円としています。

金利 返済回数 毎月の返済額 返済金額合計 うち利息額
7.8% 38回 30,000円 1,128,621円 128,621円
28回 40,000円 1,093,385円 93,385円
22回 50,000円 1,073,633円 73,633円
12.8% 42回 30,000円 1,237,881 237,881
30回 40,000円 1,166,448 166,448
23回 50,000円 1,128,712 128,712
18.0% 47回 30,000円 1,388,142 388,142
32回 40,000円 1,257,885 257,885
24回 50,000円 1,194,419 194,419

参考:リボルビング払いご返済シミュレーション|イオンカード

効率的な返済方法

クレジットカードのキャッシングでは、金利を低くしたり返済期間を短縮することが効率的に返済するコツになります。

  • 金利の低いローンへの借り換え
  • リボ払い→一括払いへ変更
  • 繰り上げ返済で返済期間を短縮

【奨学金】100万円の返済方法

学生時代に借りた奨学金を、社会人になってから返済しているという方も多いのではないでしょうか。奨学金も返さなければいけない「借金」の一つということで、奨学金の返済方法についても見ていきます。

特徴・金利一覧

奨学金に関しては、日本で最も多く利用されている「日本学生支援機構(JASSO)」の貸与型奨学金について解説していきます。貸与型奨学金には利息がかからない第一種と利息がかかる第二種の二種類があり、第二種の利息の設定には次のような方式があります。

利率固定方式
返済が始まった時から金利は一定
利率見直し方式
5年ごとに利率を見直す

どちらの方式にするかは奨学金を申し込む際に自分で選べます。こちらは平成19年4月以降に奨学金に採用された方の利率です。(4月中に貸与終了した者の貸与利率)

平成20年 平成25年 平成30年 令和元年 令和2年 令和3年
利率固定方式 1.55 0.79 0.22 0.153 0.157 0.268
利率見直し方式 0.90 0.20 0.01 0.002 0.003 0.003

参考:利率|日本学生支援機構

近年では平成20年以降に利率が大きく下がっています。比較的利率が低いとされる変動金利型の住宅ローンでさえ金利は0.44(2021年6月1日時点)ですから、奨学金の利率はそれよりもさらに低いということが分かります。

参考:金利|住信SBIネット銀行

返済シミュレーション

こちらは日本学生支援機構の奨学金月額8万円を4年間貸与された際のシミュレーションです。(貸与総額384万円/返還期間20年/機関保証制度の利用なし/入学時特別貸与総額なし/返還期間2021年5月~2041年4月/貸与利率0.26%で計算)

返還方法 返還額 返還回数 返還金額合計 うち利息
月賦返還 (通常)16,441円/月

(最終)16,503円/月

240回 3,945,902円 105,902円
月賦半年賦併用返還 (通常)8,220円/月

(最終)8,314円/月

240回 3,945,677円 105,677円
(通常)49,320円/半年

(最終)49,303円/半年

40回

参考:日本学生支援機構|返還シミュレーション

日本学生支援機構のHPでは、条件を細かく入力できる返還シミュレーションが利用できます。奨学金の返還額や返還方法の変更を考えている方は参考にしましょう。

効率的な返済方法

奨学金は他の借金と比べて利率がはるかに低いので、時間をかけて返済してもかかる利息はそれほど多額になりません。とはいえ少しでも利息額を減らすには次のような方法があります。

  • 金利がかからない在学中から返済開始
  • 繰り上げ返済で期間を短縮

奨学金はかかる利率が低いということで、毎月の返済額を増やすことにそれほどメリットはありません。毎月の返済額を無理に増やすよりはその間に貯金をして、結婚や転職といったタイミングで一気に残金を返済した方が心理的にスッキリできるでしょう。

【住宅ローン】

分譲マンションや戸建て住宅を購入する際に、多くの方が利用するのが金融機関の住宅ローンです。最近では各金融機関が日本銀行に預けている金利がマイナスになる「マイナス金利政策」がとられているおかげで、住宅ローンの金利も軒並み低下傾向です。

特徴・金利一覧

住宅ローンには金融機関や商品に応じて様々な返済方式や金利方式があるのが特徴です。住宅ローンでは次のような返済方法から選べるようになっています。

元利均等返済
返済額(元金+利息)が毎月一定で返済計画が立てやすい
元金均等返済
返済額は返済が進むと少なくなり、元金の減りが早いことで返済総額は元利均等返済よりも抑えられる

住宅ローンの金利設定方法には主に3種類あります。

変動金利型
その時々の経済情勢で金利が変わる
固定期間選択型
2年・3年・5年・10年それぞれの一定期間で固定金利とする
全期間固定型(フラット35)
返済の期間中(35年)ずっと金利が一定

それぞれの銀行で住宅ローン金利を決める際は、金融機関が定める「基準金利(店頭金利)」をもとにして、ここから一定の金利引き下げを行い、実際に住宅ローンで適用される「借入金利(適用金利)」が決められます。

こちらは2018年2月から2021年6月までの、各金融機関が定める基準金利(店頭金利)を平均した一覧です。

金利の種類 2018年2月 2020年10月 2021年6月
変動金利型 2.475% 2.475% 2.475%
固定金利期間選択型(3年) 2.900% 3.000% 3.000%
固定金利期間選択型(10年) 3.300% 3.250% 3.300%
全期間固定型(フラット35) 1.400% 1.300% 1.350%

参考:【フラット35】の金利推移|ARUHI住宅ローン
参考:民間金融機関の住宅ローン金利推移|フラット35

返済シミュレーション

こちらは元利均等返済で毎月支払い・ボーナス支払いなしで100万円の住宅ローンを返済した時のシミュレーションです。

金利 5年返済 10年返済 15年返済 20年返済
1.50% 17,309円 8,979円 6,207円 4,825円
2.0% 17,527円 9,201円 6,435円 5,058円
2.5% 17,747円 9,426円 6,667円 5,299円
3.0% 17,968円 9,656円 6,905円 5,545円
3.5% 17,191円 9,888円 7,148円 5,799円
4.0% 18,416円 10,124円 7,396円 6,059円
4.5% 18,643円 10,363円 7,649円 6,326円
5.0% 18,871円 10,606円 7,907円 6,599円

参考:オノケン|返済早見表

効率的な返済方法

住宅ローンを返済する場合には、次のような方法で効率的に返済できるでしょう。

  • ローン残高が多いうちに繰り上げ返済
  • 住宅ローン控除が終わってからの繰り上げ返済

【事業資金】

最近は起業する人が増え、事業資金を借金でまかなうというケースも多くなりました。こちらでは事業資金の借り入れ先ごとの金利や返済シミュレーション、効率的な返済方法を紹介します。

特徴・金利一覧

多くの貸金業者や金融機関では、個人事業主や法人を経営している方のみが申し込みできる融資制度やビジネスローンを展開しています。事業資金として自由に活用できるのですが、様々なところで事業資金の貸付を行っているため、どこから借りればいいのか迷う人も多いのでは?

事業資金の貸し付けは主に次のようなところで行っています。

  • 日本政策金融公庫
  • 地方銀行
  • 信用金庫
  • ノンバンク系

それぞれに金利や条件が異なりますので、よく調べてから申し込みましょう。こちらは主な融資・ビジネスローンの金利です。

金融機関名 種類・商品名 金利(実質年率)
日本政策金融公庫 担保不要融資

新創業融資制度

小規模事業者経営改善融資

0.66~2.55%

1.01~2.90%

1.21%

千葉信用金庫 個人事業者専用ビジネスローン「あきない君500」 4.5%~14.5%
八十二銀行 はちにのフリーローン 7%~14.5%
アイフルビジネスファイナンス 事業者向けビジネスローン 3.1%~18%
オリックス・クレジット VIPローンカードBUSINESS 6.0%~17.8%

返済シミュレーション

こちらでは日本政策金融公庫から借入した100万円の返済シミュレーションを紹介します。(元金均等返済/毎月支払い/支払年は1~5年で設定)

金利 返済回数 毎月の返済額 返済金額合計 うち利息
0.66% 12回 83,631円 1,003,574 円 3,574 円
36回 28,060円 1,010,176 円 10,176 円
60回 16,946円 1,016,780 円 16,780 円
1.21% 12回 83,879円 1,006,552円 6,552円
36回 28,296円 1,018,648 円 18,648 円
60回 17,179円 1,030,755 円 30,755 円
2.90% 12回 84,642円 1,015,708円 15,708 円
36回 29,020円 1,044,709 円 44,709 円
60回 17,879円 1,073,710 円 73,710 円

参考:事業資金用返済シミュレーション|日本政策金融公庫

効率的な返済方法

事業資金のための借金を効率的に返済するには、次のようなコツを参考にしましょう。

  • より金利の低い融資への借り換え
  • 株主から出資をつのる
  • 国や地方自治体の補助金・助成金を活用

どうしても100万円の借金返済が難しい時は…

どうしても100万円の借金返済が難しい時は…
「現状のままではどうしても100万円の借金を返せない…」という方には、今からできる借金をなくす方法を紹介。どうしても借金返済が立ち行かなくなったという方は、参考にしましょう。

副業やアルバイトで収入アップ

月々の借金返済額を増やすには副業やアルバイトをして収入アップを目指しましょう。具体的には次のような方法がおすすめです。

  • 残業時間を増やす
  • 本業が無い夜間や休日にアルバイトをする
  • 家出できる副業を始める

ただし本来の仕事に差し支えるようなアルバイトや、深夜に及ぶ残業のせいで身体を壊してしまっては元も子もありません。本業に影響を及ぼさない範囲で行うのがポイントです。

また長期的なプランとしては、転職活動を行ったり資格を取得して昇進や給料アップを狙うのもおすすめ。借金の残額や支払い期間の長さに応じて、自分に合った収入アップの方法を選ぶと良いでしょう。

家族に支援してもらう

この先の返済で利息の負担が重いという方は、家族や親族に支援してもらって借金を返済するのが最も手っ取り早い方法です。特に複数か所からの借金がある場合や、利率が高い借金がある場合に有効で、100万円であれば援助して貰える可能性も高いでしょう。

ただ両親から援助してもらったという場合以外は、利息なしとはいえ肩代わりしてくれた人に返済する必要があります。貸す方も「もしかして返してくれないのでは」と心配になるでしょうから、借用書などをあらかじめ準備しておくと安心材料にできます。

債務整理(任意整理)を検討

もしどうしても自力での返済が難しいという方は、債務整理の一つ「任意整理」を検討してみてはいかがでしょうか。任意整理は弁護士などの代理人を通じて借入先と話し合い、支払う利息の減免や支払期間を延長できる制度です。

元金以上の減額はできませんが、払い過ぎた利息を返還できる「過払い金請求」も可能です。ただどの債務整理にも共通することですが、5~7年間は信用情報機関に事故情報(ブラックリスト)として登録され、新たにローンが組めないなどの制約が課されます。

任意整理の特徴についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

「借金の元金が減らない!7つの原因の解決法&種類別の減らし方」

まとめ

100万円の借金の自力返済は決して不可能ではありませんが、毎月の返済金額や返済期間によっては支払う利息がかさむことも。まずは自分の収入に見合った借金の額を見極め、返済できないような借金は新たにしないことが必須です。

借金はその種類によって適用される金利や特徴が異なります。まずは借金の種類に応じた返済しシミュレーションを立てて、効率的に短期間で返済できる方法を知りましょう。

それでも借金が無くならないという方は収入を増やす努力をしたり、利息なしで借りられる家族や親族からの支援に期待してみては?最後は債務整理の一つである「任意整理」で借金の減額や過払い金があるかを確認しましょう。

100万円の借金というのは自力で完済ができるかどうかの分岐点となります。この先200万300万と借金が増えて返済が困難にならないよう、今ある100万円の借金をきちんと返済していくことが大切です。

債務整理の相談なら専門家にお任せください!

  • 借金で首が回らない
  • 人生を一からやり直したい
  • 自己破産のメリット、デメリットが知りたい
人生はいつからでもやり直せます。弁護士はあなたの味方です。

借金解決の基礎知識カテゴリの最新記事

PAGE TOP