ソフト闇金と闇金の違いって？よくある手口と見分け方、知らずに借りたときの対処法とは

• 「ソフト闇金と闇金の違いが知りたい」
• 「ソフト闇金からなら、お金を借りても大丈夫？」

ブラックでもお金が必要だったり夫に内緒で借金したい人の中に、ソフト闇金からお金を借りようか迷っている人はいませんか？普通の闇金と違って対応が丁寧だったりするのでつい安心しがちですが、本当にお金を借りてしまって大丈夫なのでしょうか。

そこでこちらの記事ではソフト闇金と闇金の違い、見分け方やお金を借りても大丈夫なのかを詳しく解説。さらに知らずにお金を借りてしまったときの対処法を紹介するので、これからソフト闇金から借金しようと考えている方は必見です。

ソフト闇金と闇金の違い・特徴とは

ではソフト闇金と闇金の違いはどこなのでしょうか。ソフト闇金の特徴についても解説していきます。

対応が比較的丁寧

ソフト闇金は普通の闇金と比べると、対応はとても丁寧でソフトです。これこそが「ソフト闇金」といわれる所以。電話での応対も物腰が柔らかく、お金の悩みに親身になって相談に乗るなど、利用者との信頼関係を築きながらやり取りするのも特徴です。

明らかに怖そうな男性が対応する闇金と違い、利用者は心を許して、「ここならきっと大丈夫」とお金を借りてしまいがち。中には「とても優しいので闇金とは思わなかった」というケースもあるようです。

金利は闇金と変わらない

では金利は闇金と違いがあるのでしょうか。一般的な消費者金融のカードローン金利は、年利3～18％であるのに対し、ソフト闇金の金利は10日で3割～5割となっています。これを年利に直すと10日で3割で年利1095％、10日で5割で年利1825％という恐ろしい数字に。

とくにソフト闇金では、利息とは別に手数料を請求されるケースがあります。融資の時点で利息と一緒に手数料が引かれて振り込まれるため金利の高さに気づきくいですが、ソフト闇金だからといって闇金よりも金利が安いということはないようです。

少額融資・短期返済

ソフト闇金の特徴として、少額融資・短期返済があります。ソフト闇金は全国の利用者に貸付するため、万が一借り逃げされても極力被害を少なくするため。初回の利用者には2～3万円ほどの融資で、1週間以内の返済を要求することが多いようです。

中には高額融資をうたっているソフト闇金もありますが、実際にまとまった金額を借りられることは非常にまれといえます。

電話やネット上から融資を受けられる

ソフト闇金は、電話やネット上から融資の申し込みができるのが特徴。ソフト闇金の多くは事務所を設けていないためです。一見すると普通の街金や消費者金融のようなホームページとなっているので、ソフト闇金と気が付かずに融資の申し込みをしてしまう人もいるでしょう。

最近ではLINEやX（旧Twitter）など、SNSを駆使するソフト闇金も多くいます。さらに「ソフト闇金有料ランキング」といったプラットフォームを作成し、そこから利用客を探すという手口も。お店やオフィスに行かなくてもお金が借りられるというメリットがあるものの、いざというときに連絡が付かなくなるという恐れもあります。

審査がほぼない

消費者金融や銀行からお金を借りるときには、必ず審査がありますが、しかしソフト闇金では闇金同様、ほとんど審査がないのが特徴です。中には闇金とは違うということをアピールする目的で、収入や在籍確認などの審査を行う業者もいます。しかしこれはあくまでも形式的なもので、実際に審査に落ちる人はいないようです。

ソフト闇金では審査がない代わりに、申込者以外の家族や親族の連絡先を聞かれることがあります。緊急時の連絡のためという口実だったりしますが、うっかり教えてしまうと後で大変なことになる可能性が高いです。

ホームページやサイトに条件が記載されている

ソフト闇金のホームページを見ると、支払条件などを明記していることが多いです。ここが闇金との大きな違いといえます。具体的には次のような条件が記載されています。

中にはあえて「ソフト闇金です」と明記している業者も。このようにあらかじめ融資条件を明記しているのは、利用者に高金利であることを同意させたうえで貸し付けするため。利息の欄に「3％～」などと上限を明記していないのも気を付けたい点です。

取り立てが比較的穏やか

ソフト闇金は、普通の闇金と比べると取り立てが穏やかです。というのも彼らは自分たちが違法な高金利で貸し付けしているということを自覚しているため、実際に暴力や脅迫まがいの取り立てをすると逮捕や弁護士に訴えられるリスクがあることを良く分かっているからです。

しかし実際に返済に遅れたり連絡が取れなくなると豹変し、職場や家族に恫喝まがいの電話をかけてくるケースもあります。このようにソフト闇金は、利用者の対応次第でソフトな表の顔と怖い裏の顔を使い分けているということを覚えておきましょう。

ソフト闇金からなら借りても大丈夫？

では実際にお金に困ったとき、ソフト闇金からお金を借りても大丈夫なのでしょうか。

「ソフト」であっても闇金と同じ

ソフトという名前が付いていても、結局は闇金と同じ違法な高金利で貸し付ける業者です。絶対にお金を借りることはやめましょう。まともな貸金業者なら、必ず法律に則った営業が行われます。また法律に違反すれば罰則もあります。

しかしソフト闇金や闇金は、法外な金利を表示してお金を貸し付ける違法業者。膨らむ利息のせいで返済できないと恫喝まがいの取り立てがあったり、家族や勤め先にひっきりなしに電話がかかってくるようになります。何とかお金をかき集めて返済しようとすると、今度は理由をつけて元金を受け取らず、「迷惑料」や「手数料」という名目でズルズルとお金を支払うよう要求されます。

ソフト闇金は違法業者

前項で説明した通り、ソフト闇金は法律に違反した業者。少なくとも次の2つの法律に違反していて、それぞれ刑事罰の対象となっています。

貸金業法違反

ソフト闇金は貸金業法に違反した業者です。貸金業法では、「貸金業を営もうとする者は、財務局長または都道府県知事の登録を受けなければならない（貸金業法3条1項）」と定めています。また登録の要件として、「営業所または事務所を設置し、固定電話を設置すること」「拠点ごとに貸金業務取扱主任者を設置すること」などとしています。

ソフト闇金は「闇金」と名乗っている以上、貸金業の登録がない違法な業者といえます。これに違反すると10年以下の懲役もしくは3000万円以下の罰金、またはその両方（貸金業法第47条1項）というかなり重い刑罰を科せられる可能性が。

出資法違反

ソフト闇金はまた、出資法という法律にも違反しています。出資法は正式名称を「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」といい、貸金業者の上限金利を含む借入について定めた法律です。出資法では、貸金業者による貸し付けの上限金利を年利20％としています（出資法第5条）。

これを超える契約をしたときには、5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、またはその両方が科せられます。

運営元のほとんどは反社会的勢力や犯罪集団

ソフト闇金や闇金の運営元のほとんどは、反社会的勢力や犯罪集団です。いわゆる「闇金地獄」に陥る可能性があるのはもちろんのこと、返済できないと「これをすればチャラにしてやる」といって、犯罪行為や闇バイトを持ちかけられる可能性も。

ただお金を借りただけなのに、犯罪の実行犯として警察に捕まってしまう可能性があることを覚えておきましょう。

ソフト闇金に注意すべき人

ソフト闇金は違法な業者なので、どんな理由があっても利用してはいけません。とはいえ、闇金業者はさまざまな方法で不特定多数にアピールしてきます。中でも、次のような人はソフト闇金に狙われやすいといえるでしょう。

これらの人に共通するのは、正規の貸金業者のローン審査に通りにくいという特徴です。また周囲に借金の存在を知られたくない人もターゲットになりやすいです。とくに延滞や債務整理でブラックリストに載っている人は要注意。あえて「ブラックでもOK」という広告を出している業者が多いということからも、気を付けるべきでしょう。

返済義務がないからとあえて借りるのは犯罪

ソフト闇金や闇金から借りたお金は、法定金利を超えた年利で貸し出されているため、「不法原因給付」として法的には返済の義務がありません。不法原因給付とは、不法な原因（公序良俗に反して）に基づいて行われた給付のこと。給付は法律用語では、債務者が債務に従って行う行為のことをいいます。

これは2008年6月に最高裁で出た判決の内容によるものです。

（前略）法的には不法原因給付に当たるから，各店舗は，上告人らに対し，交付した金員を不当利得として返還請求することはできない。

参考：ヤミ金融業者に係る最高裁判決の概要について｜金融庁

しかしいくら返済する必要がないからといって、あえて闇金からお金を借りることはNGです。闇金の貸付自体は違法行為ですが、最初から踏み倒す目的で借りると詐欺罪に問われる可能性があるためです。そして詐欺罪に当たると判断されると、闇金業者からの借り入れは「不法原因給付」に該当しません。つまり、普通の借金と同じように返済義務を負うということになります。

闇金の借金を借り逃げできるかについては、こちらの記事を参考にしてください。

「闇金の借金を借り逃げするとどうなる？取り立てと闇金被害への対処法とは」

債務整理で解決できない

ソフト闇金や闇金を利用して作った借金は、債務整理で解決することはできません。債務整理は法律で認められた、借金問題解決方法です。しかし上で解説した通り、闇金からの借金は法律上無効でそもそも返済義務がありません。返済義務がない以上、法的には債務整理の対象にならないという訳です。

債務整理ができないということは、不法原因給付による契約無効を裁判で訴え続けるしかありません。しかしそもそも法律を無視し続けている相手に、裁判で非を認めさせるのは容易ではありません。このようなことからも、ソフト闇金や闇金からは絶対にお金を借りてはいけないということが明らかです。

ソフト闇金のよくある手口と見分け方

安心感があるWEBサイト、クリーンな印象から闇金であると気づかなかったという方もいるようなので、闇金であるかの簡単な見抜き方をお伝えします。

ソフト闇金の手口

ソフト闇金（場合によっては闇金も）がよくやりがちな手口を知ることは、闇金かそうでないかを見分けるためにとても重要です。

あえてソフト闇金と名乗る

ソフト闇金の中には、あえて自分たちのことを「ソフト闇金です」と名乗る業者もいます。主にホームページ上で表示してあることが多いのですが、サイト内には他にも「安全・安心」といったうたい文句や、利用者の口コミ体験談、満足度調査などを自作自演して、いかに普通の闇金とは違うのかをアピールしてきます。

そうした宣伝文句やソフトな物腰に安心し、信用してお金を借りてしまうケースが後を絶ちません。

SNSで融資を持ち掛ける

ソフト闇金の手口に、SNSで個人融資を装って融資を持ち掛けるという方法があります。LINEやX（旧Twitter）で「お金に困っている人へ個人的に融資をしています」というメッセージとともに、メールアドレスや電話番号を記載する個人間取引がよくある手です。

なじみのあるツールを使い、気軽にお金を借りられるとして、若い人や女性、専業主婦などをターゲットにした勧誘も後を絶ちません。またSNSのDM（ダイレクトメール）やSMS（ショートメッセージサービス）を使った勧誘もあります。一見すると個人間のやり取りに見えますが、実はソフト闇金が裏で糸を引いている可能性が高いでしょう。

甘い誘い文句を利用

ソフト闇金に限らず、闇金がよく使う手口に、甘い誘い文句を利用するという手口があります。例えば次のような宣伝文句を使います。

ソフト闇金でよくあるのが、自分たちのことを優良業者と表示するケースです。本当に優良な業者は具体的な数字や実績で証明できるはずで、自ら「優良」と名乗ることはありません。このような誘い文句により、すぐに現金を手にしたい人や危機意識が低い若者などは、闇金業者の格好のカモになってしまうでしょう。

脅しや嫌がらせを受ける可能性

融資を受けるまでは丁寧な対応を受けますが、返済が滞ると一転して態度を豹変させる可能性があります。暴力行為などはないものの、一日数十件も電話をかけてきたり、家族や勤務先にばらすぞと脅してきたり。正規の貸金業者は法律に則って督促が行われますが、ソフト闇金をはじめとする違法業者は、とたんに態度を変えることがよくあります。

闇金からの取り立てをやめさせるには、こちらの記事を参考にしましょう。

「闇金の取り立てをやめさせる方法｜最適な相談先や対処法を知ってトラブルを解決！」

別のソフト闇金から借入するようにいわれる

返済が難しいと伝えると、別のソフト闇金から融資を受けるように指示されることがあります。当然ながら紹介を受けたソフト闇金も違法な高金利で貸付を行っている訳で、次々に借りては返すことを続けていくと、借金は雪だるま式に増えていきます。

このような業者同士は横のつながりがあり、申込時に知らせた氏名や住所、電話番号などの個人情報も他のソフト闇金と共有されている可能性が高いでしょう。

犯罪行為を持ちかけられる

ソフト闇金からの借金を返済できないと、犯罪行為をするよう持ち掛けられる恐れがあります。よくあるのが使っていない銀行口座の売却を要求されることです。「使っていない口座ならお金も入っていないので問題ないのでは？」と思われるかもしれませんが、口座の譲り渡しは有償無償問わず犯罪となります。

「犯罪による収益の移転防止に関する法律（犯罪収益移転防止法）」の第28条によると、譲った側も受け取った側も1年以下の懲役または100万円以下の罰金となることも。また闇金に渡す目的で口座を開設すると、銀行に対する詐欺罪に問われる可能性が。犯罪収益移転防止法よりも重い刑罰（10年以下の懲役）を科せられる恐れがあります。

口座の売却以外にも、次のような犯罪行為を持ちかけられることがあるので気を付けましょう。

闇金からの借金で口座が凍結される原因については、こちらの記事を参考にしてください。

「闇金からの借金で口座凍結されたらどうなる？3つの原因と解除方法、再び被害にあわないための対策」

ソフト闇金の見分け方

ソフト闇金か普通の貸金業者かを見分けるには、次のようなところをチェックしましょう。

貸金業登録の有無

まず一番分かりやすいのは、貸金業登録の有無を調べることです。冒頭で説明した通り、正規の貸金業者なら間違いなく貸金業登録をしているからです。自社のホームページに登録内容を記載していたり、営業所内に分かるように表示してあるのでチェックしてみましょう。

もしホームページ上に貸金業登録番号が掲載されていない場合は、金融庁の「登録貸金業者情報検索入力ページ」で商号・名称や代表者名、所在地や電話番号を入力することで検索可能です。また金融庁の「違法な金融業者に関する情報について」に載っている業者は、登録番号を偽装していたり、違法な勧誘を行っている業者です。

闇金・街金・サラ金・ノンバンクの違いについては、こちらの記事を参考にしてください。

「街金と闇金の違いは？サラ金・ノンバンクとの見分け方や特徴、借金で困ったときの対処法とは」

固定電話がない

固定電話の有無も、ソフト闇金かそうでないかを見分けることができます。正規の貸金業者は店舗を構え、その場所を財務局に登録して営業を行います。そして登録時に、必ず固定電話の番号を設置しなければならないと貸金業法で定められています。

宣伝広告には、その固定電話を登録しなければなりません。ホームページ上の連絡先が携帯電話のみの場合は、「090金融」という違法な貸金業者という可能性が高いでしょう。

所在地の確認

相手の所在地が確認できるかも判断の目安となります。貸金業登録のある業者なら、どんなに小規模でも必ず所在地が明記されているはずだからです。一方でソフト闇金のホームページには、店舗や本店所在地の記載がないことがほとんど。所在地の記載があったとしても「〇丁目」までだったりと、貸金業法に基づいた表示となっていません。

HPで確認

業者のホームページの作りにも注意して見てみましょう。ソフト闇金のホームページは、かわいらしいイラストだったり豪華なデザインにしているところが多いからです。大手の消費者金融顔負けのデザインで、費用をかけてホームページを作成している業者もいます。

こうした業者ほどホームページの見た目の豪華さに惑わされず、所在地や貸金業登録の有無などを慎重に確認する必要があります。

必要以上に個人情報を求めてくるか

必要以上に個人情報の提出を求めてくる業者も、ソフト闇金の可能性が高いです。正規の貸金業者に初めて申し込みをする場合、本人確認書類として運転免許証やマイナンバーカードの提出を求められます。また金額が大きい場合は収入証明書類として、給与明細書や源泉徴収票が必要です。

一方のソフト闇金では、5万円ほどの金額でも上記書類の提出を求められるケースがほとんどで、それ以外にも通帳のコピーや保険証、社員証や住民票の提出も必要なことが。さらには家族や親族の携帯番号、職場情報まで求められる場合があります。このように必要以上に個人情報を提出させるのは、ソフト闇金の手口といえます。

知らずにお金を借りてしまったときの対処方法

ソフト闇金と知らずにうっかりお金を借りてしまったという方がいるかもしれません。こちらでは知らずにお金を借りてしまったときの対処方法を紹介していきます。

相談窓口に問い合わせ

「借りたところがソフト闇金かもしれない…」と思ったら、次のような相談窓口に相談してみてはいかがでしょうか？個々の状況に応じて、最適な専門機関や専門家を紹介してもらえる可能性があります。

闇金の取り立てをやめさせる方法や相談先については、こちらの記事を参考にしてください。

「闇金の取り立てをやめさせる方法｜最適な相談先や対処法を知ってトラブルを解決！」

警察に相談

ソフト闇金からの厳しい取り立てによって、次のような被害が発生した場合は、警察に相談してください。

警察に相談するときには、上記の行為があったことを証明できる証拠を持参するのが鉄則です。証拠がなかったり、単に「返済できない」「取り立てが怖い」というだけでは金銭トラブルと判断され、「民事不介入」として警察に対応を求めることができません。

闇金問題を警察に相談するときの注意点は、こちらの記事を参考にしましょう。

「闇金は警察に相談できる！相談する時の注意点と民事不介入で対応してくれないときの対処法」

弁護士に相談

借金問題を根本から解決したい、一刻も早く取り立てをストップしたいという方は、借金問題や法律の専門家である弁護士に相談するのがベストです。違法業者に対しては、法律違反であることをキッパリと伝えてもらうことで取り立てをやめさせられる可能性があります。

またソフト闇金からお金を借りてしまった理由が、借金返済に困ってという方には、債務整理という方法で借金問題を解決できるかもしれません。相談者それぞれに最適な債務整理方法をアドバイスしてくれるのはもちろんのこと、実際に手続きをサポートしてもらえます。

正式に弁護士に手続きを依頼すると、全ての債権者に「受任通知」が送付され、その時点で督促がストップします。もちろんソフト闇金もほとんどのケースで取り立て行為を止めます。実際の返済についても以後はストップできるので、債務整理の手続きが終わる前に弁護士費用を貯めることが可能です。

まとめ

ソフト闇金とは、融資を受けるまでの対応や取り立てが比較的穏やかな貸金業者のこと。ネットやSNS上での申し込みが可能で、ホームページに条件等が掲載されているのが闇金と違う点です。一方で審査がほとんどなく、違法な高金利で少額を融資するのが闇金と同じといえます。

「ソフト」が付いていても付いていなくても、出資法や貸金業法に違反している違法な業者には変わりありません。甘い誘い文句で融資を持ちかけられると、つい借りてしまいたくなりますが、一度関係を持ってしまうと他の闇金に個人情報を売られたり、犯罪行為を持ちかけられるなどのトラブルの恐れが。

ソフト闇金かどうかを判断するには貸金業登録の有無や所在地、固定電話の掲載があるかをチェックしましょう。知らずにソフト闇金からお金を借りてしまった方は、状況に応じて専門の相談機関や警察、弁護士に相談しましょう。とくに弁護士に相談すると、闇金問題だけでなく根本の借金問題から解決が可能に。まずは無料相談を利用して、気軽に相談してみましょう。

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