- 「楽天カードの借金を債務整理できる?」
- 「債務整理後に楽天カードを作るときのコツが知りたい」
楽天カードは様々なサービスを受けられ、ポイントなどの特典があることなどから、持っている人も多いのではないでしょうか。では実際に楽天カードの債務整理を検討したときに、どのような方法が最適なのかご存じですか?こちらの記事では、楽天カードと債務整理に焦点を当てていきます。
さらに楽天カードと他社カードとの違いや、債務整理に関する疑問や質問についても詳しく解説。債務整理後に楽天カードを作成する場合のポイントに関しても紹介するので、手続き後に楽天カードを作りたいと考えている方は参考にしましょう。
楽天カードとは?他カード会社との違いや特徴
楽天カードは、他の金融機関が発行しているクレジットカードとはどのような違いや特徴があるのでしょうか。
現在人気のクレジットカード会社
楽天カードは2021年6月の本格発行開始から半年で、2500万枚を突破した人気のクレジットカードです。TVCMをはじめとする広告も多く、知名度も高いのが特徴。楽天カードは、ネットショッピングサイトの大手、楽天のグループ企業が発行しているカードで、他のクレジットカードと比べて審査が通りやすいという特徴もあります。
参考:楽天カード、カード発行枚数が2500万枚を突破|楽天カード株式会社
旧楽天KCとは別会社
楽天グループには、かつて「楽天KC」というカード会社がありましたが、Jトラストという企業に買収されたため、楽天カードとは完全に別会社で、現在楽天グループにはありません。そのため、かつて楽天KCから借金をしていた方は、Jトラストから請求を受けることとなります。
楽天銀行の保証会社になっている
楽天カードは、同じ楽天グループ企業・楽天銀行の保証会社としても知られています。これは同じグループ企業内ではよくあることで、同じUFJグループの三菱UFJ銀行の保証会社に、消費者金融のアコムがなっているのと同様です。
そのため、楽天銀行の融資やローン返済が未払いになると、保証会社である楽天カードが代位弁済(債務者の代わりにローンを返済すること)し、今度は楽天カードからローンの請求が来ることになります。立場的には楽天銀行が楽天カードの子会社という位置づけです。
職場について・借り入れ情報を重要視しない
楽天カードを作るときに他と違うのは、審査時に他の金融機関と比べて勤務先や他からの借入についてあまり詳しく聞かれない点があげられます。一般的にクレジットカードを作るときには、勤務先や勤続年数、年収といった情報や、他社からの借入情報について詳細に聞かれます。
収入が低かったり他からの借入が多いと、返済に影響するためある程度は仕方のないことなのですが、楽天カード作成時にはそういったことを全く聞かれないケースもあります。ここが「カードが作りやすい」理由の一つです。
過払い金は期待できない
楽天カードからのキャッシングやショッピングでは、過払い金の発生は期待できません。以前のグループ会社・旧楽天KCは、超過利息を取っていたため過払い金の対象となります。しかし現在はJトラストに買収されたため、そちらに過払い金請求をする必要があります。
一方の楽天カードは、比較的新しい会社のため、当初から法定利息の範囲内でしか融資を行っていません。従って、楽天カードからの借金には過払い金の発生はないと考えていいでしょう。
過払い金が受け取れる仕組みや請求方法は、こちらの記事を参考にしてください。
「過払い金が受け取れる仕組みと請求方法|受け取れる可能性が高い・低い借金の種類と注意点とは?」
任意整理に協力的
楽天カードは、任意整理に協力的という特徴もあります。任意整理とは、弁護士を代理人として利息および遅延損害金の減額、分割払いでの支払いを条件として和解交渉する手続きです。任意整理で減額できる利息等は、次のようなものです。
- 経過利息
- 弁護士が受任通知を送付してから和解が成立するまでに発生する利息
- 将来利息
- 和解が成立してから返済を再開し、完済するまでの間に発生する利息
- 遅延損害金
- 返済期日までに支払えなかったときにかかる損害賠償金で、通常の金利よりも高めの14~20%が一般的
裁判所を通さずに手続きできるので、比較的費用がかからず、周囲に知られにくいのも大きなメリット。楽天カードは他のカード会社と比べても、対応がよく協力的で、任意整理にも応じてくれやすいという印象です。
楽天カードが任意整理に適している理由
前項で説明した通り、楽天カードは任意整理に協力的な業者です。協力的ということ以外でも、楽天カードは任意整理に向いている理由があります。
利用限度額が100万円
楽天カードの中でも、最も発行枚数が多い一般カードの利用限度額は100万円です。これが任意整理が向いている理由の一つとなります。というのも、任意整理は利息カットや分割払いで和解交渉し、元金を3年~5年かけて返済していく手続きだからです。
借金の金額が高額過ぎると利息の減額程度では、思うような債務整理の効果が得られません。また減額できたとしても毎月の返済額が高額過ぎて、返済を続けられる人はそういません。また個人再生では最低弁済額が100万円以下だと減額されず、自己破産では返済不能状態と認められない可能性が高いため適していません。
一方で100万円以下の借金では、任意整理が最も効果的で、毎月の返済額も高額でないため、パートやアルバイトの方でも減額が認められる可能性が大いにあります。
100万円の借金の返済方法について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
「借金100万円の返済方法は?効率的な返済方法&金利別の返済シミュレーション」
3カ月以内の和解だと遅延損害金・将来利息が免除
楽天カードを任意整理した場合、弁護士が受任通知を送付してから3カ月以内の和解で、遅延損害金や将来利息が免除となります。通常、他のカード会社では、取引期間が短かったりすると将来利息の一部を要求されるケースがあります。また遅延損害金や経過利息についても、減額に応じない業者が多くなってきています。
しかし楽天カードではそのようなことがなく、ほぼすべての場合でカットが可能に。これから任意整理をしようと考えている人にとっては、とても良い条件といえるのではないでしょうか。
任意整理で減額可能な「将来利息」に関しては、こちらの記事を参考にしましょう。
「任意整理で減額できる『将来利息』とは?カットできる条件や金額、事例を解説」
分割回数は最長60回
楽天カードを任意整理した場合の分割回数は、最長で5年(60回)です。通常の任意整理では3年~5年かけて返済することになりますが、3年で完済を目指すのが一般的。以前から継続的に利用していて、今まで一度も支払いに遅れたことがないといった特別な事情がない限りは、5年に延長できる可能性は低いでしょう。
しかし楽天カードなら、特段の事情がなくても最長の5年で返済が可能で、分割金の最低金額が3,000円~と低いのが特徴。裁判上で和解する場合は、5年を超える返済期間でも和解しているケースがあります。長期分割に応じてくれるということで、毎月の返済も苦にならなそうです。
返済再開時期は和解成立後3カ月まで待ってもらえる
楽天カードを任意整理すると、和解成立後3カ月まで再開返済を待ってもらえるのも大きなメリットです。一般的に任意整理後の返済再開時期は、合意後の翌月からという流れとなっています。和解案に「翌月○日から・毎月○日支払い」という期日まで決められるため、後にずらしてもらうということはできません。
これが楽天カードになると、和解成立してから3カ月後まで返済再開を待ってもらえます。その間は返済再開後のために貯金ができるなど、金銭的にはもちろん心理的な余裕も生まれます。
ただし交渉が長引くと裁判になる可能性
楽天カードは任意整理に協力的な一方で、減額(分割)交渉が長引くと裁判になる恐れがあります。とはいえ、受任通知を送付してから3カ月以内で和解できないとすぐに裁判を起こしてくるという訳ではなく、当面の間は待ってもらえる可能性が高いでしょう。
しかし半年以上にわたって手続きを放置したりしていると、裁判を起こされる恐れが高くなるのでご注意を。ただ弁護士などの専門家に任意整理を依頼していると、裁判を起こされるまでの期間が延びる傾向にあります。
楽天カードと債務整理に関するQ&A
楽天カードの債務整理を考えた場合、「あのサービスはもう使えない?」「楽天ポイントは没収されるの?」といった疑問が出てくる人もいるでしょう。そこでこちらでは、楽天カードと債務整理に関するよくある疑問や質問についてお答えしていきます。
楽天モバイルの利用はどうなる?
楽天グループの一つ、楽天モバイルを利用している人もいるでしょう。楽天カードを債務整理すると、楽天モバイルで契約している携帯電話やスマホはどうなるのでしょうか。すでに端末の分割払いを終えている場合は、そのまま通話料だけ支払って使い続けることができます。
また楽天カードの返済を任意整理しても、楽天モバイルは基本的に解約となりません。ただし楽天モバイルの利用料金を楽天カードで支払っていると、任意整理後に楽天カードの利用が停止され、それに伴い楽天モバイルの利用料金が滞納して契約解除となる可能性が。
債務整理後も楽天モバイルを利用し続けたい場合は、任意整理の対象から外したり、楽天カード払いとなっている本体分割払いを一括払いに変更する必要があるでしょう。
楽天ポイントはどうなる?
楽天カードの利用でコツコツためていた楽天ポイントはどうなるのでしょうか?残念なことに楽天カードが解約されてしまうと、カードに紐づいていたポイントも失効する可能性が高いでしょう。そのため、楽天カードが解約される前に、全ての楽天ポイントを使い切ってしまうことをおすすめします。
楽天ポイントは、楽天グループでの買い物やカード代金の支払いとして使用できます。楽天ポイントが利用できるグループ会社には、次のようなところがあります。
- 楽天市場
- 楽天トラベル
- 楽天モバイル
- 楽天マガジン
- 楽天ビューティ
- ラクマ
楽天証券での株式取引や投資信託にも、楽天ポイントが利用可能です。ただ楽天カードに紐づいていない楽天ポイントや、スマホアプリで貯めた楽天ポイント(楽天市場・楽天Edy・楽天ペイ)などは、楽天カード解約後も継続して使える可能性があります。
楽天市場で買い物ができなくなる?
債務整理で楽天カードが使えなくなると、楽天市場で買い物ができなくなるのでは?と心配する人もいるでしょう。たとえ自己破産しても楽天市場で買い物することに、何ら問題はありません。楽天会員を解約しなければ、ポイントも引き続き利用でき、以前同様楽天市場で買い物できます。
ただし支払い方法をカード払いにしたままだと、カード解約のタイミングで支払いができなくなってしまいます。継続して利用するには、代金引き換えに変えるか、家族名義のカードに変更するようにしましょう。
楽天銀行の口座はどうなる?
自己破産をして楽天カードが強制解約になってしまった場合、楽天銀行の口座はどうなってしまうのでしょうか。楽天銀行からの借入がなければ、楽天カードを債務整理しても口座を凍結される心配はありません。
しかし楽天銀行が引き落とし口座になっている場合、自己破産直前や自己破産手続き中に引き落としが実行される可能性があります。自己破産では、特定の債権者に偏って返済する行為を、免責不許可事由としています。最悪の場合、免責が認められない恐れがあるので、自己破産が決まったら、別の銀行口座を開設し、そちらに預金を移すことをおすすめします。
債務整理後に楽天カードの再発行は可能?
楽天カードの借金を債務整理した場合、一定期間後でも楽天カードを再発行することは難しいでしょう。というのも、楽天カードに限らずほとんどのカード会社や消費者金融では、過去に滞納や債務整理行った利用者について独自に個人情報を保有しています(社内ブラック)。
一度社内ブラックに登録されてしまうと、半永久的にその情報は消えないため、事故情報が消えるとされる5年~10年以降でも、カード審査に落ちてしまうでしょう。債務整理後に新たにクレジットカードを作る場合は、債務整理したカード会社やグループ会社は除外して、社内ブラックがないカード会社を選ぶようにしましょう。
クレジットカードの支払いを遅延したらどうなるかについては、こちらの記事を参考にしてください。
「クレジットカードの支払いを3カ月連続で遅延したらどうなる?払えない時の対処法は?」
債務整理中(直後)でも審査に通ったという噂はホント?
ネット情報で「債務整理中でも楽天カードが作れた」という噂を目にすることがあります。果たしてその噂は本当なのでしょうか。噂の真偽は確かめようがありませんが、それを信じてカード審査に申し込むことは大変危険です。
というのも、債務整理したという情報は信用情報機関に登録され、5年~10年はその情報が消えないため。カード申し込み時にカード会社が信用情報をチェックし、次のような情報があると審査に落とす可能性が高いからです。信用情報を照会したという情報や、カード審査に落ちたという情報も掲載されるため、一か八かで申し込みすることはやめましょう。
任意整理するとクレジットカードはどうなるか知りたい方は、こちらの記事を参考にしましょう。
「任意整理をするとクレジットカードはどうなる?代替できるカード決済や新規発行方法を解説」
審査基準①「異動情報」の有無
カード審査の基準の一つに「異動情報」の有無があります。異動情報とは、債務整理などのネガティブな情報のことで、他に返済の遅延や延滞、代位弁済やカードの強制解約などが当てはまります。異動情報があると、「滞納される可能性が高い」とみなされて審査に落ちるという訳です。
異動情報の保管期限は、任意整理では最長で5年、個人再生や自己破産では10年経過すると削除されます。
審査基準②他社からの借入
異動情報以外に審査のポイントになるのは、他社からの借入です。消費者金融やカード会社は貸金業者として、貸金業法に基づいて貸付をしています。貸金業法には「総量規制」があり、年収の1/3を超える貸し付けをしてはならないと定めています。
そのため、他社からの借入によって年収の1/3をオーバーしていると、新たにクレジットカードを申し込んでも審査で落とさざるを得なくなります。とくに他社からの借入がまだ残っている方は、申し込み前に残高がいくら残っているかチェックしましょう。
債務整理の一定期間後なら審査に通る可能性
債務整理後であっても、一定期間後なら楽天カードの審査に通る可能性があります。5年もしくは10年経過すると、信用情報機関に登録されている情報はすべて消えます。カードを申し込む場合は、信用情報機関に開示請求を行い、本当に異動情報が消えているか確認してからにしましょう。
日本には、信用情報機関が3社あります。それぞれの機関は、独自のネットワークで情報を共有しているため、すべての情報機関に開示請求を行うことをおすすめします。
借金を踏み倒してもクレジットカードが作れるか知りたい方は、こちらの記事を参考にしましょう。
「借金を踏み倒してもクレジットカードは作れる?ブラックリストが解除される時期や時効について解説」
債務整理後|楽天カードの審査に通りやすくするポイント
債務整理後クレジットカードを作成しようと思い、楽天カードを選択する人もいるでしょう。そのような方のために、楽天カードの審査に通りやすくなるポイントを解説していきます。
クレジットヒストリーを作る
楽天カードをはじめとするカード会社では、審査時にクレジットヒストリー(以降クレヒス)を重視します。クレヒスとは、カードローンやクレジットカードの利用履歴のことをいいます。ある程度の年齢(30歳以降)になっていれば、クレジットヒストリーがあるのは当然のこと。
しかし債務整理すると、事故情報が消えると同時にクレジットヒストリーも削除され、いわゆる「スーパーホワイト」の状態に。つまりある程度の年齢の人のクレヒスがまっさらだと、債務整理を疑われて審査に落ちる可能性があるというわけです。
そのため、お目当てのカード審査に挑む前にクレヒスを作成することをおすすめします。例えば比較的審査が緩い消費者金融系のクレジットカードを1枚作成し、スマホ利用料や公共料金をカード払いに設定。毎月確実に支払うことで、クレヒスを作れます。
キャッシング枠を0円にする
楽天カードを作成するときに、キャッシング枠を0円に設定するのも、審査に通りやすくするポイントです。というのもカード申し込み時にキャッシング枠を設定したり、利用限度額を高額にしたりすると、審査に通りにくくなってしまうため。
通常クレジットカード申し込み手続きの中で、必ずキャッシング枠について希望を聞かれます。キャッシング枠を0円で設定すると「本当に0円でいいですか」のようなメッセージが出てきます。それも無視して0円で申請しましょう。
リボ払いに設定
申込時に支払方法をリボ払いに設定すると、カード審査に通りやすくなります。リボ払いとは、どんなにショッピングで利用しても、毎月の支払いが数千円程度と一定になるサービスのこと。多くのカード会社では、高い手数料が得られるリボ払いをすすめてきます。
これを逆手に取り、申込時にリボ払いを選択、カード会社にとってうまみのある利用者だと思わせ、審査に通りやすくするという方法です。カード審査に通った後は、「自動リボ払い」を解除できるのでご安心を。リボ払いは高い手数料を取られる割に元金が減らない支払方法です。また借金生活に逆戻りしないよう、1回払いか長くても3回までの分割払いにおさえましょう。
リボ払いの借金がヤバイ理由や仕組みに関しては、こちらの記事を参考にしてください。
「リボ払いがヤバイ理由と仕組みを分かりやすく解説!安全に使う方法や払えなくなったときの対処法とは」
安定した収入・属性を確保
収入が不安定な人やアルバイトの方、無職の方などは、楽天カードに申し込む前に安定した収入や職業を確保することも重要。クレジットカードの審査時には、職業や年収も審査の対象となります。雇用形態はパート・アルバイトよりも正社員のほうがプラス評価になりやすく、正社員でも年収が高いほうが有利です。
勤務先や勤続年数なども審査の対象となるため、なるべく安定した職業に就き、収入を安定させたり、年収アップを図ることが、カード審査に有利に働きます。
申し込みは1社のみ
債務整理後一定期間おいたのちにクレジットカードを申し込む場合は、厳選した1社のみにしましょう。一度に複数のクレジットカードに申し込むと、カード会社が「この人はお金に困っているのでは?」と判断して審査に落ちる可能性が高くなるため。またカード審査に落ちた情報も、「申し込みブラック」として半年間信用情報機関に登録されます。
もしあなたが楽天カードが第一候補という場合は、楽天カードだけに申し込むようにしましょう。万が一審査に落ちた場合は、その情報が消えるまでの半年間は、ほかのカードに申し込まないほうがいいでしょう。
キャンペーン実施時に申し込む
楽天カードの審査に通りやすくするためには、キャンペーンをしている時期に申し込むのも一つの方法です。楽天カードでは定期的に「楽天ポイントアップキャンペーン」をはじめとするキャンペーンを実施しています。これは新規のカード会員を獲得する目的で行われ、この時期はカード審査が緩くなる可能性があります。
このようなキャンペーンを打ち出すと、当然楽天カードを申し込む人が増加。カード会社では新規会員の手続きに追われます。忙しいからといえ審査が適当になることはないものの、普段なら悩むようなレベルの人でも、審査を通す可能性は十分にあるでしょう。
まとめ
楽天カードでできた借金は、いくつかある債務整理の中でも任意整理に向いています。カードの利用限度額が任意整理するに適している100万円であることや、最長60回までの分割返済が可能なこと、3カ月以内の和解で遅延損害金や利息が減額できることや手続き後3カ月まで返済再開を待ってもらえることなどが理由です。
楽天カードを債務整理すると、今まで貯めていた楽天ポイントが使えなくなる可能性があります。そのため手続き前にポイントを消費することをおすすめします。すでに機種代の分割払いを終えている楽天モバイル利用分は、債務整理しても影響がありません。楽天銀行の口座も、楽天カードに紐づいていない限り凍結される心配はないでしょう。
楽天カードを債務整理した後は、再度同じカードを申し込んでも審査に落ちる可能性が高いです。債務整理後新規で楽天カードを作りたい場合は、信用情報機関に開示請求をし、事故情報が消えているかチェックしましょう。またキャッシング枠を0円にしたり、複数のカードを同時に申し込まないことも重要です。