借金500万円は何年で返せる?利息や月々の返済金額を解説

借金500万円は何年で返せる?利息や月々の返済金額を解説
借金500万円は何年で返せる?利息や月々の返済金額を解説

  • 「500万円ある借金がなかなか減らない」
  • 「500万円をこの調子で返済したら完済までどれくらいかかる?」

500万円の借金は一般的な収入の方からすると高めの金額です。完済までどれくらいの年数がかかるのかと不安になる方が大半でしょう。完済までにかかる年数は、借りている利率や一カ月あたりの返済金額によって変動します。毎月返済に充てる金額が少なければ、その分返済の期間が延びます。

借金が500万円ある方に向け、毎月の返済金額から算出した完済までの期間完済までの期間から算出した毎月の返済金額、そして利率に応じた返済金額について詳しく解説します。また債務整理を行い借金を減額した場合の毎月の返済金額、完済までの期間についても解説していきます。

 

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毎月の返済金額から返済期間を計算

カードローンや消費者金融等から借金をした場合、毎月の返済金額があらかじめ設定されているはずです。500万円を借りた場合の返済金額は会社によって異なりますが、一カ月に6万円~10万円が目安となっています。

会社・ローン名 残高が500万円の時の約定返済金額
プロミス 100,000円
アコム 75,000円
アイフル 66,000円
三井住友銀行カードローン 60,000円
みずほ銀行カードローン 100,000円
楽天銀行カードローン 60,000円

会社によってはこれよりも低い金額で返済ができる場合がありますが、その分返済期間が長くなり利息の負担も増えることを考慮しなくてはいけません。実際に月々の返済金額から算出した返済期間、支払利息を確認していきましょう。
※利息は全て年10.0%で算出を行っています。

毎月5万円返済

返済年数 利息総額 返済総額
18年6カ月 6,051,181円 11,051,181円

500万円を借り毎月5万円を返済した場合の返済回数は223回、完済まで18年6カ月もかかるという計算になりました。しかも支払う利息の総額が元金の500万円を超えるという結果になっています。残高に関わらず支払期間が長くなるほど利息総額は増えますが、元の残高が500万円と高額なため利息も高額です。

毎月8万円返済

返済年数 利息総額 返済総額
7年7カ月 2,179,835円 7,179,835円

毎月8万円を返済したときのシミュレーションは上記の通りです。先ほどの毎月5万円の結果と比較すると、月々の返済金額が数万円増えただけでも利息総額・支払総額が大きく変化して返済期間も7年7カ月にまで短縮されることが分かります。しかしそれでも利息総額は220万円近くと、自動車が購入できる金額にまで膨れ上がっています。

毎月10万円返済

返済年数 利息総額 返済総額
5年7カ月 1,566,834円 6,566,834円

毎月10万円を返済すると5年7カ月で500万円を完済できる計算になりました。5万円・8万円に比べると遥かに期間が短いですが、返済のために毎月10万円を家計から捻出するのは難しいという方が多いはずです。また利息総額も先程より下がってはいるものの、150万円以上もの利息を支払わなくてはいけない計算になります。

返済期間から毎月の返済金額を計算

先ほどの計算結果から返済金額が低いほど返済期間は長くなり、支払う利息が膨れ上がることが分かりました。毎月無理のない金額で借金を返すことは大切ですが、長い間借金の返済をしていると利息が増えるだけでなく心身的なストレスもかかります。早く借金から解放されることに越したことはありません。

そのため大きな借金を抱えている方の中には「短期間だけ重点的に働いて一刻も早く借金を返したい」と考えている方もいます。そこで返済期間から毎月の返済計画を算出してまとめました。
※利息は全て年10.0%で算出を行っています。

3年で完済

毎月の返済額 利息総額 返済総額
166,669円 833,406円 5,833,406円

500万円を3年で完済することを目指した場合、毎月の返済金額は16万円以上になるというシミュレーションになりました。一刻も早く完済をしたいと思っていても現実的な返済金額ではないと感じる方が多いでしょう。

5年で完済

毎月の返済額 利息総額 返済総額
108,521円 1,402,745円 6,402,745円

上記より少し期間を延ばし5年で完済することを目指した場合、月々の返済金額は約11万円になります。ボーナス払いなどで支払うには問題ない金額かもしれません。しかし毎月11万円ずつの返済を5年間ずっと遅延なく続けていくとなると、難しそうだと感じる方や不安に思う方のほうが多いはずです。

10年で完済

毎月の返済額 利息総額 返済総額
66,952円 2,967,290円 7,967,290円

返済期間を10年に設定した場合、月々の返済金額は6万7千円程度になります。消費者金融で500万円を借りた際の約定金額はこれ位に設定されているケースが多いです。

毎月無理のない金額で返済をしていくことは大切ですが、返済期間が長ければ長いほど返済総額が高くなる点は忘れてはいけません。利息は総額で300万円近くを支払うことになります。

500万円完済までにかかる利息

ここまでのシミュレーションは年率10%で算出を行っていますが、実際の借入利率は金融機関やローンの種類によってさまざま。また「残高が500万円」と一口に言っても大きく以下の2パターンに分かれるはずです。

  • 1社から500万円を借りている
  • 複数社から借りていて合計残高が500万円である

500万円を一社からまとめて借りている場合、利息は一桁台の方が大半でしょう。しかし複数社から借りていて一社あたりの残高が高くない場合、利息は高くなっているはずです。

例えば消費者金融アコムの利率設定は以下のようになっています。

利用限度額 利率
1万円~99万円 7.7~18.0%
100万円~300万円 7.7~15.0%
301万円~500万円 4.7~7.7%
501万円~800万円 3.0~4.7%

500万円をまとめて借りた時と100万円を借りた時では利率に差があることが分かります。また上記の表では100万円借入時の利率は7.7~15.0%と設定されていますが、実際は上限の15.0%、もしくはそれに近い数値で取引をしている方が大半です。

たった数%の差だと思うかもしれませんが、残高が大きい場合は利率も大きな影響を及ぼします。利率に応じた返済年数と返済総額を算出しましたので、実際に借りている利率をチェックして確認をしてみてください。
※利息比較のため、一カ月あたりの返済金額は80,000円で統一しています。

年率5.0%で借入

返済年数 利息総額 返済総額
6年3カ月 832,301円 5,832,301円

先述の通り500万円を一社から借りた場合の利率は1桁台、5.0%前後であることが大半です。1社からまとめて500万の借入をしている方はこの表を目安にしてください。低い利率に関わらず利息総額は決して安いとは言えませんが、6年3カ月で返済が終えられる計画です。

年率10.0%で借入

返済年数 利息総額 返済総額
7年7カ月 2,179,835円 7,179,835円

利率5.0%より5.0%上がった場合、利率10.0%の時の計算結果です。毎月の返済金額が同じでも利息総額は200万円以上にまで膨れ上がります。残高が少なければ利率による差も少ないのですが残高が多いと差がその分開きます。返済にかかる年数も7年7カ月と、先ほどより1年以上延びています。

年率15.0%で借入

返済年数 利息総額 返済総額
12年8カ月 5,081,362円 10,081,362円

500万円を複数の消費者金融やカードローンから借りていて一社あたりの残高が300万円以下の場合、利率は15.0%程度であることが大半です。一カ月に合計8万円の返済をしていたとしても利息総額は元金を超え、返済期間も12年8カ月と大幅に長くなりました。一カ月あたりの返済金額が多いから大丈夫だと安心せず、早めに返済計画を見直すことをお勧めします。

500万円を早く完済するには

500万円の借金を早く返済したいと思っていても、実際に返済できる金額が少なければ残高はなかなか減りません。さらに利息は残高全額に対して加算され続けているため、返済期間が延びるほど負担が増えていくという悪循環に陥ります。

500万円の借金を早く完済したいと考えているのであれば債務整理を考えることをお勧めします。任意整理や個人再生を行うことで大幅に返済金額を減額でき、借金生活から早く抜け出すことができます。

また既に長い期間返済を続けている場合は過払い金が発生しているケースがあります。過払い金は弁護士に依頼を行い引き直し計算をしてもらうことで返還手続きが可能です。

任意整理

任意整理は弁護士や認定司法書士に依頼を行い、債権者と交渉をして借金を減額してもらう手続きを指します。認定司法書士が扱える借金は一社あたり140万円までですので、一社から借りている残高が500万円の方は弁護士を選ぶことになります。

任意整理手続きを行うことで支払う利息を大幅にカットし、毎月の返済計画を新たに立て直すことができます。借金に加算されている利息には以下の3種類があり、交渉でどの部分がカットできるかは金融会社の方針や弁護士の交渉によって左右されます。

経過利息
今までに加算された利息
遅延損害金
延滞中に加算される損害金
将来利息
今後完済まで支払う予定の利息

 
任意整理はあくまでも交渉による手続きですので、会社によっては交渉自体に応じないこともあります。ただ残高が多い場合は債権者もできるだけ貸付残高を回収したいと考えるため交渉を進めやすい傾向があります。任意整理ができないことが原因で債務者が自己破産手続きを取った場合、債権者の損失が大きくなるためです。

任意整理で減額ができないケースについては、以下の記事で詳しくまとめています。
任意整理で減額されない原因と理由|減額できないときの対処法とは?

任意整理の減額事例

任意整理では完済までにかかる将来利息、延滞中に発生していた経過利息や遅延損害金を大幅にカットすることができます。例えば500万円の返済を3カ月延滞していた人が任意整理を行い、以下の条件で和解をしたとしましょう。

  • 経過利息(年10.0%)と遅延損害金(年19.9%)をカット
  • 将来利息を10%から3%へ引き下げ
  • 月々の支払は80,000円で算出

任意整理をせずに完済をする場合と、任意整理をした場合で支払う金額の総額を比較しました。

経過利息 遅延損害金 将来利息 支払総額
任意整理前 123,282円 245,342円 2,179,835円 7,548,459円
任意整理後 0円 0円 458,381円 5,458,381円

任意整理をすると手続きをしなかった場合の総返済額と比べ、200万円もの差が生じることが分かります。完済までの年数に関しても、任意整理前は8年近くかかるのに対し任意整理後は5年半程度と大幅に短縮をすることができます。

任意整理についてさらに知りたい方、メリットだけでなくデメリットも知りたい方は以下の記事も併せてお読みください。
任意整理のメリット・デメリット|整理後の生活への影響を最小限にする方法とは?

個人再生

個人再生とは、民事再生法に基づいて借金の返済ができないことを申立し、再生計画を立てて減額した借金を返済していく手続きのこと。借金の総額が500万円以上ある場合は残高の5分の1まで借金を減らすことができます。

減額した借金は原則として3年をかけて返済していくため、一カ月あたりの返済金額は以下のように算出できます。

5,000,000円×5分の1=1,000,000円
1,000,000÷36回(3年)=27,778円

借金の負担が大幅に軽減ができますが、その分手間や時間がかかることがデメリット。準備する書類の種類も非常に多いですので、弁護士に依頼をして手続きを進めていくことになります。

個人再生についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてください。
個人再生のメリット・デメリットを徹底分析!注意点・利用条件・他の債務整理との違いは?

過払い金で減額できるケース

現在借金の残高が500万円ある方の中には、長い間返済を続けている方もいるはずです。貸金業法が改正される2010年6月より前から返済をしている場合、過払い金が発生している可能性があります。

過払い金とは文字通り払いすぎている利子のこと。2010年6月より前は利息制限法貸金業法での上限金利に差があり、消費者金融や信販会社は高い金利で貸付をしていました。

現在は法改正により利率の差(グレーゾーン金利)はなくなりましたが、払いすぎていた金利については弁護士を通して返還手続きを取ることができます。

以下に該当する方は過払い金返還の手続きができる可能性が高いです。

  • 2010年6月より前に返済をしていた
  • 消費者金融、クレジットカードのキャッシング、信販会社から借りていた
  • 完済をしてから10年が経過していない

自分が条件に当てはまっているかどうかは弁護士の無料相談で確認をしてもらうことができます。心当たりがある方は法律事務所に相談をしてみてください。
お住まいの地域で、過払い金請求に詳しい弁護士を見つける>>

まとめ

残高が500万円もある場合、完済までにはかなりの年数がかかります。一カ月あたりの返済金額を多くすれば当然早く返済が終わりますが、3年で完済をしたい場合は毎月16万円以上、5年なら10万円以上を返していかなくてはいけません。

無理のない返済をしようと月々の返済金額を低めにすると、当然完済までの期間は長くなります。毎月8万円を返済した場合でも完済までには8年近くかかる計算です。残高が高い分利息も多くかかるため、返済が延びれば延びるほど負担も重くなります。

早く500万円を完済したいと考えているのであれば、任意整理や個人再生で返済金額を減らすことが効果的です。任意整理で減額できるのは利息部分のみですが、残高が多い場合はそれだけでも大きな差が生じます。また手続きに手間はかかりますが、個人再生を行えば残高を5分の1にまで減らすことが可能です。

実際に減額できる金額は相手の金融機関、弁護士の交渉によって異なります。今回紹介を行ったのはあくまでも一例です。自分の借金がどれくらい減額できるのか、どれくらいの期間で完済ができるのか気になる方は弁護士事務所の無料相談を利用して確認をしてみてください。

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