闇金から借金した債務者の末路｜闇金地獄に陥りやすい人とそこから抜け出すための対処法

• 「闇金からお金を借りるとその後どうなる？」
• 「闇金から借金せずに済む解決方法が知りたい」

すでに借金を滞納していたり、他からお金を借りられない人は「審査なしでOK」といううたい文句の闇金に手を出しがちです。しかし本当に闇金からお金を借りてしまっても、大丈夫なのでしょうか。こちらの記事では、闇金から借金するとどうなるかや、債務者の末路についてご紹介。

闇金地獄に陥りやすい人の特徴を知り、闇金地獄にならないための対策を知ることも重要です。これから闇金からお金を借りようと思っている人はもちろん、すでにお金を借りてしまっている人、知らずに借りたら闇金だったという人も参考にしてください。

闇金からお金を借りるとどうなる？

闇金と知ってか知らずにかかわらず、闇金からお金を借りてしまうと次のようなことがほぼ間違いなく起きるでしょう。

法外な利息を請求される

国や都道府県に貸金業登録をしている正規の貸金業者なら、貸したお金に付けられる上限金利は、「利息制限法」で規定されている法定金利の範囲内におさめなければなりません。これに違反すると、貸金業法違反として行政処分の対象となり、貸金業を営めなくなるためです。例えば元本が10万円未満なら年利20％、100万円以上なら年利15％が上限金利です。

しかし闇金はそもそも法律を無視した貸金業者。貸金業登録をしておらず、していても利息制限法よりはるかに高金利な利息を取るのが特徴です。闇金の利息を示すのに、10日で○割を示す「トイチ」や「トゴ」という言葉があります。これを年利に直すと、次のような割合になります。

年利に直すと、闇金が設定している利息が恐ろしく高いことが分かります。「ちょっと今月厳しいから」と返済を遅らせると、10日ごとにどんどん利息が加算され、自分一人ではどうしようもない金額にまで膨れ上がることも。そしてさらに追加の手数料や迷惑料といった名目のものも加算され、あっという間に闇金地獄です。

街金と闇金との違い、見分け方については、こちらの記事を参考にしましょう。

「街金と闇金の違いは？サラ金・ノンバンクとの見分け方や特徴、借金で困ったときの対処法とは」

違法な取り立てをされる

債務者が利息の支払いもままならなくなると、闇金は脅迫的な言葉や様々な嫌がらせ行為で取り立てをしてきます。適法な貸金業者なら貸金業法の範囲内で取り立てを行うのに対し、闇金は法律を無視した以下のような取り立てを行うケースがあります。

違法な取り立てを行う闇金の目的は、精神的に追い詰めてさらにお金を出させようとすること。取り立てを止めさせるには利息だけでも支払う必要がありますが、お金を準備できなければ身動きが取れません。最近では直接手を出すケースが減りましたが、精神的なプレッシャーになることは間違いありません。

闇金からの電話がしつこいときの対処法については、こちらの記事を参考にしましょう。

「闇金からの電話しつこいときの対処法！間違った方法や電話がくる理由も紹介」

いつまでも完済できない

一度闇金に手を出してしまうと、いつまでも完済できない場合があります。コツコツと返済する債務者には、追加融資を提案してきます。また完済しようと思っても「今日は利息だけでいい」「事前連絡なしだと完済と認められない」などという理由をつけて完済させてくれません。

というのもそもそも闇金は、借金を完済してもらいたいと思っていないから。闇金は様々な手口を使って、利用者からズルズルとお金を不当に搾取することを目的としています。完済させない手口を「完済ブロック」といい、押し貸しや追い貸し、ジャンプ・スキップなどの種類があります。

闇金の借金が完済できない理由については、こちらの記事を参考にしてください。

闇金が借金を完済させてくれない…どうすればいい？その理由と手口、適切な対処方法とは

闇金地獄から抜け出せない

運よく闇金の借金を完済できても、コツコツと支払ってくれる「いいカモ」を簡単に手放すわけはありません。一度でも闇金に手を出すと、「カモリスト」としてあなたの個人情報が他の闇金や詐欺グループに出回ります。自宅に怪しいDMが届いたり、次々と訪問販売員が訪れてきたりすることも。

利息の支払いができず厳しい取り立てから逃れようと思い、他の闇金からお金を借りてしまう人も少なくありません。こうなるとさらに法外な金利が加算され、状況は厳しいものに。

闇金を利用した債務者の末路とは…

闇金を利用した債務者には、どのような人生の末路が待っているのでしょうか。

ネットに個人情報が晒される

最近多いのは、インターネット上に個人情報が晒されるという被害です。闇金の中には、ネットやSNSを使って顧客を集める業者がいます。いわゆる「ソフト闇金」と呼ばれる業者に多いのですが、闇金だと知らずに融資を申し込むと免許証を持った自撮り写真を要求されたり、女性なら裸の写真を要求されるケースがあります。

そうして万が一返済が滞ったり連絡が付かなくなったりすると、申込時に提出した自撮り写真をインターネット上にさらされるという訳です。実際、「犯罪者告発掲示板」「悪者情報共有」といったタイトルのサイトがネット上にいくつも存在しています。いつ誰の目に触れるか分からず、削除することができないので、注意が必要です。

ソフト闇金と闇金の違い、手口についてはこちらの記事を参考にしてください。

「ソフト闇金と闇金の違いって？よくある手口と見分け方、知らずに借りたときの対処法とは」

人間関係が壊される

闇金の債務者になると、人間関係が破壊される恐れがあります。闇金からお金を借りる場合、本人の連絡先だけでなく配偶者や家族、親族などの個人情報も提出させられます。返済が滞ると家族や親族などに連絡が行き、借金のことをばらされます。

電話は1日に何度もかかってくるため、相手に多大な迷惑がかかるでしょう。また家に取り立てに来たり嫌がらせされるのは、債務者だけなくその家族や親族に対しても行われます。その影響で離婚問題に発展したり、周囲の人から見放されるなどして人間関係が壊されてしまうという結果に。

闇金の取り立てをストップする方法や相談先については、こちらの記事を参考にしましょう。

「闇金の取り立てをやめさせる方法｜最適な相談先や対処法を知ってトラブルを解決！」

社会的信用・仕事を失う

闇金に手を出すと、社会的信用を失う恐れがあります。少しでも返済が滞ると、闇金は家族の元や職場に容赦なく電話をかけてきたり、実際に訪問したりします。仕事中何度も闇金から電話がかかってきたのでは、仕事に影響が出るのは避けられません。また職場の人からの信用を失うことも目に見えています。

挙句の果てに会社から「このままでは業務に支障が出るから辞めて欲しい」と言われて、退職を余儀なくされる人も。自宅の周囲で迷惑行為を繰り返され、引っ越しせざるを得なくなるケースも少なくありません。つい軽い気持ちで闇金からお金を借りたばかりに、仕事や社会的信用まで失う可能性があります。

夜逃げせざるを得なくなる

闇金からの取り立てや嫌がらせ行為から逃れるために、家族と一緒もしくはひとりで夜逃げを決意する人もいます。通常の引っ越しだと、住民票の異動などで居場所が突き止められてしまうためです。しかし夜逃げを選択すると、次のような状況に追い込まれ、非常に厳しい生活となります。

闇金の借金を借り逃げできるかについては、こちらの記事を参考にしましょう。

「闇金の借金を借り逃げするとどうなる？取り立てと闇金被害への対処法とは」

精神的ストレスが生じる

借金の返済に対する精神的ストレスや闇金からの熾烈な取り立て、家族や周囲への影響から心理的負担が増大します。間接的に不安障害やうつ病など、精神的な疾患を発生する可能性も。思うように生活や仕事ができなくなる人もいます。

犯罪に手を染めてしまう

闇金地獄で身動きが取れなくなると、さまざまな犯罪に手を染めてしまう人もいます。

窃盗や横領、強盗などの犯罪

闇金への返済が滞りそれでも返済しなければと思うと、つい他人の財布からお金を盗んだり会社のお金を横領してしまうことも。一般的な規範意識のある人でも、精神的ストレスがかかり追い詰められてしまうと、こうした犯罪行為に及ぶ可能性もゼロではありません。

特殊詐欺

また闇金から「お金を返せないんだったら借金返済の代わりにこういう仕事をして欲しい」と言われ、断れずに犯罪に手を染めてしまう場合が。割のいいバイトと言われて紹介されたのが、特殊詐欺犯罪（オレオレ詐欺・架空請求詐欺）だったというケースも少なくありません。こうして紹介された仕事は、次のような末端の仕事のことがほとんどです。

このような役割の人間は警察に捕まる可能性が高く、詐欺罪や窃盗罪が適用されます。悪質性が高いと判断されると、初犯でも実刑判決を受ける可能性も。過去の統計では、有罪判決を受けた受け子や出し子のうち、過半数が実刑判決を受けたという結果が出ています。

参考：特殊詐欺、組織末端でも5割超が実刑に　犯罪白書｜日本経済新聞

銀行口座やスマホの譲渡

また、お金になるからと銀行口座を作成し譲渡したり、携帯電話やスマホを契約し譲渡するよう指示されることもあります。これらは、特殊詐欺やその他の犯罪に使用するためです。口座買取料金だと数万円で提示されることがありますが、次のような行為は「犯罪収益移転防止法違反」もしくは刑法の「詐欺罪」となることを忘れずに。

犯罪収益移転防止法違反とみなされると、一年以下の懲役または100万円以下の罰金となります。詐欺罪だと10年以下の懲役という重い懲罰が科せられます。こちらも状況次第では一発で実刑となる可能性もあるので、たとえ闇金から持ち掛けられても絶対に話に乗らないようにしましょう。

口座凍結の原因になる

闇金からお金を借りただけなのに、犯罪となる可能性があります。闇金では「客振り」という手口があり、お客通しでお金を振り込ませることをよく行っています。これは闇金自らの口座情報を汚したくないという理由からで、別の利用者の返済をそのままあなたへの貸し付けに充てるという手法です。

あなたの口座に入金した利用者が「闇金に騙された」と被害を訴えると、お金を振り込んだあなたの口座が闇金の口座として認識され、最終的に口座を凍結される原因に。これは「犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する法律（振り込め詐欺救済法）」という法律に基づいた措置です。

単に闇金からお金を借りただけなのに、知らない間に闇金側とみなされる恐れがあることを覚えておきましょう。

闇金から借金して口座が凍結される原因と解除方法は、こちらの記事を参考にしましょう。

「闇金からの借金で口座凍結されたらどうなる？3つの原因と解除方法、再び被害にあわないための対策」

自殺を考えるようになる

闇金地獄に陥ると、精神的に追い詰められて自殺を考える人もいます。「いっそ死んだ方がましだ」と考え、それしか解決方法がないと思い込んでしまうため。実際に厚生労働省の自殺の原因に関する調査によると、健康問題・家庭問題に次いで3番目に多いのが「経済・生活問題」。資料に詳細はないものの、借金を苦にして自殺する人の中には闇金地獄が原因という人も少なくないはずです。

参考：令和４年中における自殺の状況｜厚生労働省自殺対策推進室

闇金地獄に陥りやすい人

闇金地獄に陥りやすい人には、次のような特徴があります。自分が当てはまらないかチェックしましょう。

多重債務がある

闇金に手を出す人のほとんどが、すでにいくつものところから借金をしています。生活費のため、買い物やギャンブルがしたいからなど借金の理由は様々ですが、正規の貸金業者からでも一定の利息はかかります。しかしそれらの返済が厳しくなると、返済のためにお金を借りるように。次第に借入先の件数が増えていきます。

最終的には借りるところがなくなり、正規の業者ではない闇金からお金を借りるという結末に。

総量規制を超えた借金がある

総量規制を超えた借金がある人も、闇金地獄に陥りやすいでしょう。総量規制とは貸金業法上のルールで、貸金業者からは年収の1/3を超える借入はできないというもの。消費者金融の他クレジットカードでのキャッシングにも総量規制が適用されます。

銀行系のカードローンは総量規制の対象外ですが、年収に比べて借金総額が上がると、やがて利用できなくなります。こうして正規の貸金業者から借金ができなくなり、闇金に手を出してしまいます。

ブラックリストに載っている

一定期間返済を滞納すると、信用情報機関にある個人の信用情報に事故情報として登録されます。いわゆるブラックリストに載るという状態ですが、ブラックリストに載ったという情報は貸金業者の知るところとなります。3カ月以上の滞納があると「遅延情報」として掲載され、新規で借金をしようと思っても審査に落ちる結果に。

闇金ではこうした人を対象に「ブラックでもOK」「すぐに貸します」といった広告を出しています。藁にもすがる思いで闇金に融資を申し込んでしまうと、闇金地獄にハマってしまうという訳です。

闇金地獄に陥らないための対処法

闇金地獄に陥って人生を棒に振らないためには、早い段階での対策が必須です。こちらでは闇金をまだ利用していない人・すでに利用している人に分けて、それぞれの対処法を紹介していきます。

まだ利用していない

闇金を利用しようと思っているがまだ利用していない人は、十分に人生を立て直すチャンスがあります。

公的融資制度を利用

どうしても現金が必要になった場合は、闇金からお金を借りず次に紹介するような公的融資制度を利用しましょう。公的融資制度も返済の必要があるものの、無利子や極端に低い利子で借りられる制度がほとんど。闇金を利用することなく当座の生活に必要な現金を手にできます。

お金が借りられず困ったときの対処法やその他の公的支援制度については、こちらの記事を参考にしましょう。

「お金借りられない…困ったときの最終手段10選｜NG手段＆借金問題を解決する方法とは」

弁護士に相談

闇金の利用を考えるほどに借金が膨らんだ場合は、早急に借金問題に詳しい弁護士に相談してください。弁護士に債務整理等の手続きを依頼すると、取り立てや督促がストップできます。また手続きが終了するまで借金の返済を一時的に止めることが可能です。

絶えず頭の中が借金の返済のことだらけという人でも、取り立てや実際の返済がなくなるだけで、かなり心が軽くなり心理的ストレスから解放されます。また場合によっては、過払い金の有無も調査可能。過払い金があると分かったら、返済残額と差し引いて手元にお金が戻ってくる場合もあります。

債務整理を検討

闇金に手を出して取り返しのつかない末路を迎える前に、借金問題は債務整理で解決しましょう。債務整理は国が認めた借金の解決方法で、法律に基づいて裁判所を通じた手続きもあります。手続きの方法や借金の減免割合に応じて、任意整理・個人再生・自己破産という種類があります。

それぞれ弁護士が手続きを代理で行ってくれるので、時間や手間は最小限で済みます。まずは弁護士に相談し、自分にはどの債務整理方法がベストなのかアドバイスを受けましょう。

任意整理

毎月の返済額を減額できれば完済を目指せる方は、任意整理がおすすめ。任意整理は債権者と直接交渉することで、将来利息や遅延損害金を減額できます。返済期間も最長5年まで延長可能で、延長することで毎月の負担を減らせます。

裁判所を通さない手続きということで、比較的費用も時間もかけずに行えます。また周囲の人に知られにくいというメリットも。

任意整理のメリット・デメリットについては、こちらの記事を参考にしましょう。

「任意整理のメリット・デメリット｜整理後の生活への影響を最小限にする方法とは？」

個人再生

多額の借金があるものの、安定した収入があるという方は個人再生を検討してはいかがでしょうか。個人再生は裁判所に申し立てて借金総額を大幅に減額できる手続きです。100万円以上、5000万円以下の借金がある方に適していて、借金総額に応じて100万円～1/10にまで減額できます。

また一定の要件を満たせば「住宅ローン特則」を利用して、ローン返済中のマイホームを手元に残せます。減額後の借金は3年～5年かけて返済していきます。財産を没収される心配はありませんが、連帯保証人に減額した分の請求が行き、再生蹴格案通りに返済できないと失敗に終わります。

個人再生の最低弁済額については、こちらの記事を参考にしてください。

「個人再生の最低弁済額が知りたい！手続き別の計算方法や減額できないケース、滞納後の対処方法」

自己破産

収入がない方や個人再生でも返済が見込めない方は、自己破産を検討すべきでしょう。自己破産は裁判所に申し立てて借金の返済義務をすべて免除できる手続き。一定以上の財産を処分する必要があるものの、生活に必要な最低限の財産を残せます。多くの場合、自己破産しても生活に支障をきたす心配はありません。

「自己破産だけは免れたい」と考える人がいるかもしれませんが、闇金に手を出して悲惨な末路を迎えるよりは、自己破産した方が一日でも早く生活を再建できます。闇金地獄に陥る前に自己破産をはじめとする債務整理を検討すべきです。

自己破産すると人生が終わるのでは？と心配な方は、こちらの記事を参考にしましょう。

「自己破産後の人生は真っ暗？できること・できないことと周囲への影響について」

すでに利用している

すでに闇金を利用してしまっているという方は、こちらの対処法を取っていきましょう。

返済をしない

そもそも闇金からの借金は、1円足りとも返済の必要はありません。闇金は少なくとも以下の3つの法律に違反した業者であり、法律上は貸付自体が無効になるため。

平成20年には、最高裁判所で民法の不法原因給付が認められ、数々の法律に違反している闇金の貸し付け行為は返済する必要がないとの判決が出ています。闇金被害を最小限に食い止めるためには、それ以上返済しないという対策が必要です。

警察に相談

闇金の取り立てが脅迫や暴行を伴うようなときは、警察に相談してください。被害届を受理してもらうには、暴行や暴言の証拠、闇金からお金を借りたことを証明できる書類や闇金業者の具体的な情報が必要です。実際に闇金から取り立てを受けても、刑事事件による実害が生じていない限りは積極的に動いてくれないでしょう。

闇金被害を警察に相談する時の注意点については、こちらの記事を参考にしましょう。

「闇金は警察に相談できる！相談する時の注意点と民事不介入で対応してくれないときの対処法」

専門家に相談

「警察に相談しても何もしてもらえない、かといってこのまま返済をしなくても大丈夫か心配」という方は、司法書士や弁護士といった法律の専門家に相談することをおすすめします。このような専門家は警察と異なり、証拠が十分でなくても対応してもらえます。

また闇金に対して「もう返済はしません」というのが怖いという人も弁護士などに依頼できると、毅然とした態度で闇金に立ち向かってくれるでしょう。警察が動いてくれない場合でも、専門家自らが証拠を集めて書類を作成すれば、警察が捜査してくれる可能性もあります。

まとめ

闇金からお金を借りると、法外な利息を取られて脅迫的な取り立てを受けます。またいつまでたっても完済できず闇金地獄から抜け出せなくなる恐れも。最終的には仕事や社会的信頼を失い、家族や友だちといった人間関係までも破壊します。犯罪に手を染めたり夜逃げや死を考えるようになる人もいるでしょう。

闇金地獄に陥りやすいのは、多重債務や総量規制以上の借金がある人。またブラックリストに載っている人も要注意です。闇金に手を出す前に公的融資制度を利用して生活費に充てたり、弁護士に相談して債務整理を検討すべきでしょう。

すでに闇金からお金を借りてしまった人は、毅然とした態度で以後の返済を拒否しましょう。違法な取り立てを受けた場合は警察に相談できますが、そうでないときには弁護士に相談するのがベスト。闇金との交渉や警察に相談する場合のアドバイス、闇金からの取り立てをストップできます。